自己催眠 の記事一覧

恐怖と不安だらけの4月、さらにブルーになった配属先

恐怖で不安だらけの4月、さらにブルーにさせた通達

 
4月1日の入社式、4月4日から5日間のオリエンテーションは、昼ご飯が弁当だったため、何とか乗り切れた。しかし、オリエンテーション最終日の仮配属先の発表で、“営業部”との通達。「(理系のオレが営業? だったら何でオレを採用するんだよ!)」と怒りながらも大きな不安が生まれる。営業なら、地元の工場以外に、東京と大阪に拠点。営業は、昼ご飯を外でとる。付き合いもある…。取引先との会食もある…。外食だらけ。

営業なら全国各地へ出張もある…。拠点は東京も大阪もあり得る…。ヤバい!

気分はすっかりブルー…。動揺…。

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怖いよー!社会人生活スタートと完全に想定外の配属先

怖い!社会人初日と完全に想定外の配属先

 
2月7日日曜日から始まった自己催眠セッション。3月27日、8回に渡る最後のセッションを終え、実家に帰郷。自己催眠術トレーニングは、とりあえず毎日続ける。そして4月1日の入社日を迎える。

朝から会社へ行くことすら、憂うつ。本来なら、緊張しながらも、夢と希望を抱いて出勤する日なのに…。暗く、スッキリしない出社。初日は入社式があるのでスーツ姿。これも変なプレッシャーを覚える。会社敷地内にある広めの会議室での入社式。

問題は昼ご飯をどう乗り切るか…。

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いよいよ恐怖症克服へ向けてのラストセッション

いよいよ恐怖症克服へ向けてのラストセッション

 
2月7日日曜日から始まった自己催眠セッション…。3月27日、最後のセッションに出かける。これでラスト。社会人まであと5日に迫る…。

とうとうこの日が…。自己催眠術を習い始めて2ヵ月。最後のセッション。

カウンセリングセンターでやることは最終セッションでも同じ。セッション3回目から同じことの繰り返し。先生の誘導にしたがいながら、身体をリラックスさせていく。α波検出装置から「リーン、リーン、リーン」と心地よい音が響く。初日のセッションから比べると、その音は長く、大きく響き渡る。初日のセッションより、安定して、深い催眠状態になっているという証。

その状態になったところで、私なりのイメージを創り上げていく。

先生はマイクを持って、今日のセッションを録音している。40分ほどで最終セッションが終わる。

そして、先生と最後の会話。

この時点で、私は半ばあきらめていた。

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恐怖症は自分が作り上げた○○?

恐怖症は自分で作り上げた虚像

自己催眠中の脳波は、酒を飲んで、ほろ酔いかげんになったときの脳波の型とも似ている。ほろ酔いかげんのときは、快い気分と遠慮のとれたくつろいだ気持ちになるものである。…これは、まさに自己催眠中の状態と同じである。』
-『自己催眠 劣等感からの解放・6つの方法』(平井富雄 光文社)から抜粋 –

『自己催眠術』に書かれている平井富雄さんのお言葉は腑に落ちることばかり。

私なりに解釈してみると
「薬ではなく、自分の心の力を使って、ほろ酔いと同じくつろいだ状態になれる方法。ただし訓練が必要」

確かに、お酒を飲んで酔いがまわってくると不安や恐怖が徐々に消え、リラックスできる自分がいる。

これが嘔吐恐怖症の克服へつながる方法だと直感する。

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嘔吐恐怖症克服への糸口になる出会い

嘔吐恐怖症克服への糸口

 
吐くことへの恐怖、人と食事をする恐怖。何とか慣れた仲間と居酒屋へ行くことができるようになったものの、恐怖症によって、普通の生活すら影響が出てしまう・・・。そして大学2年のある日。イタリアンレストランで、高校2年と同じ失態が発生し、親友を失う羽目に。

何とかしないと!
考えても、どうしていいのか? まったくわからない、まったく進まない…。

大学生活で、お酒を飲み、酔えば不安や恐怖が引いて、リラックスできると知ったが、慣れた仲間となら…と限定される。そんな仲間と外で食べるとすれば居酒屋に限定されていた。

お酒を飲んで、酔いがまわってくると、不安や恐怖が引いてくることが、何かヒントにならないのか?

ヒントを探すしかない。
ヒントになるような本がないだろうか?

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嘔吐恐怖症のせい・・・、大きすぎる代償

恐怖症によって親友を失う

 
吐くことへの恐怖、人と食事をする恐怖。何とか慣れた仲間と居酒屋へ行くことができるようになったものの、女性とお付き合いできない、食事付きのバイトができない私。恐怖症によって、行動範囲が限定され、普通の生活すら影響が出てしまう・・・。友人との騙し騙しの約束もこれ以上…。

私が、欲しかったもの、手に入れたかったもの、

ごく普通の生活・・・。
『どこでも、誰とでも食事ができる生活』

それだけ。

でも、
どうやって恐怖症を克服できるのか? 
どこの誰が、その方法を知っているのか?
恐怖症を治せる方法が果たしてあるのか?

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恐怖症になっていなければ・・・。欲しいものはコレだけ!

恐怖症になっていなければ・・・、欲しいものはコレ!

お酒を飲んで酔うと気分が楽になる。居酒屋なら食べる量など誰も気にとめないから、さらに楽になることが解った私。恐怖症改善への何かのヒントになるんじゃないかと感じはじめていた。

しかし、それはあくまで知っている仲間に限定されていた。

同僚から、合コン(他の大学の女性との飲み会)に何度か誘われたが、受けるのが怖い自分がいた。
「ごめん。オレ、そういうの苦手なんだ。女性は苦手なんだ」と、大ウソ(?)をついて、合コンは避けた。正直言うと、もし合コンへ行って身体に異変が起きたらどうしようと恐れたから。

妄想にすぎない話だが・・・。
もし合コンに行って、酔いの力で身体の異変が起きず、楽しい時間を過ごせました、そこに意中の女性がいたとする・・・。だとしても次のアクションに進めないから。何人かでドライブに行こうとしても、二人で会いたくても、吐くことが怖いから、食事できない。僕には越えられないハードル。

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恐怖の寮生活がスタート、でも意外で不思議な感覚が…

恐怖の大学寮生活と不思議な感覚

 
小学4年のある日の出来事によって、吐くことを恐れるようになる。小学6年生では給食を残さず食べされられたことで、小さな怖さが大きな恐怖になる。人前で食べることを考えるだけで、身体に異変が起きるようになる。

高校2年のとき、友人に誘われた“中華料理店”で、突然、身体に異変が起きてしまった私は、外では食事しないように取り計らい、何とか大学生活に入ります。

大学も、ごはん時を避けた約束、夕飯は自炊で乗り切ろうと考えていました。4月に入り、大学の寮に入ります。寮に到着すると、驚くほど古い建物で、決してキレイではありませんでしたが、私にとっては、古臭い方が落ち着きました。

先輩方に挨拶をしましたが、まだ春休み期間なので、ほとんどの方が帰省していて、先輩もまだ2,3人しか寮にいませんでした。その日、新人は私含めて、3名が入寮。私の部屋に案内され、実家から届いている荷物を片付け、自炊して夕飯を食べ、また部屋を整え、0:00ごろ眠りにつきます。

グッスリ眠っているとき。突然、部屋のドアが響きます。

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嘔吐恐怖症から逃げ続けた大学受験

嘔吐恐怖症から逃げ続けた大学受験

 
小学4年のある日の出来事によって、吐くことを恐れるようになる。小学6年生では給食を残さず食べされられたことで、小さな怖さが大きな恐怖になる。人前で食べることを考えるだけで、身体に異変が起きるようになる。

高校2年のとき、友人に誘われた“中華料理店”で、突然、身体に異変が起きてしまった話を前回お伝えしました。やはり、小学6年で発生した身体の異変、4年以上経っても、身体はしっかり覚えていました。もう外食できない身体、人と食事ができない身体に。友人との約束は避け、家でしか、まともに食事ができなくなっていました。

大学入試は、まず共通テスト(旧 共通一次試験)近くの国公立大学で受けます。私は岐阜薬科大学で受験。当時、プレッシャーを感じると、一気に食欲が落ちました。もちろん、嘔吐恐怖症を引きずっているので、余計に食べたくありません。共通一次試験があと4日くらいに迫ると、自宅ですら食べ物が、ほとんど喉を通らなくなってしまいました。受験のプレッシャーによって、すぐにでも吐きそうな気分になっていました。

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恐怖症は自然に治る?高校2年のある日曜日!まさか…

恐怖症は自然に治る?

 
小学4年のある日の出来事によって、吐くことを恐れるようになる。小学6年生では給食を残さず食べされられたことで、小さな怖さが大きな恐怖になる。人前で食べることを考えるだけで、身体に異変が起きるようになる。

中学の3年間、高校1年の4年間、吐くことへの怖さは残っていたが、小学6年のように身体に異変が起きることもなく、穏やかな日々を送っていた。とはいうものの、午後の授業で大勢が集まる集会などがある場合は、昼ご飯をほとんど食べず、胃の中をほとんど空にしていた。友人との約束も、ごはん時は避けていた。

他人と食事するような場面を避けていたこともあり、中学に入ってから、あの身体の異変が起きていない。
そして、高校2年のある日曜日のこと…。

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