ご自分が歩んできた、これまでの人生に
魅力が感じられないなら・・・、そして…、
もっと魅力的な人生を歩みたいなら…、
その方法が次の昔話の中にあります。
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昔々、ある山あいの小さな村に
「ルリばあちゃん」と呼ばれる、品が良く
優しいおばあさんが住んでおりました。
ルリばあちゃんは、いつも穏やかな笑顔で
村の子どもたちにお茶やお菓子を出したり
季節の鳥を教えたりして慕われていました。
ですが、
ルリばあちゃんには、ひとつだけ、
長い間、ココロに引っかかっている
ものがありました。
――それは、
「たくさんの小鳥のさえずりを集めて
歌を作りたかった・・・」のです。
幼い頃から、鳥たちの声を聞くのが
とても大好きなルリさんでした。
ヒヨドリやウグイスのさえずりが
交じり合う爽やかな朝は、それだけで
胸が幸せいっぱいになるほどでした。
そして、鳥たちのさえずりを集め、
歌を作ろうとしていました。
しかしながら、周りから言われました。
「そんなことに時間を使うのはムダだよ」
それ以来、歌を作ることを止め
ココロの奥底に封印してしまいました。
そのまま年を重ね、いつしか
「今さら もう遅いわ」と自分のココロに
そう言い聞かせるようになりました。
そんなある日、
ルリばあちゃんの庭に、羽をケガした
一羽の小鳥が舞い込んできました。
「まぁまぁ、大丈夫かい…?」
おばあちゃんは、小鳥をそっと抱き上げ
小さな箱に布を敷いて昼夜、看病しました。
数日後、小鳥は元気を取り戻し、何度も
ピピピッと高らかに鳴いたのです。
その声は、ルリばあちゃんが幼いころ、
朝、目を覚ますたびに聞いていた、
ココロに響く、懐かしい音色でした。
「そうなのよ! やはり私は、
あのさえずりが大好きなんだよ」
その夜、ルリばあちゃんは、大切にしていた
古いノートを引っ張り出しました。
そのノートには、数々の鳥の鳴き声が
一音一音、文字として残されていました。
おばあちゃんのココロの中に、幼いころ
思い描いていた夢が鮮明に蘇り、
ココロの思うままに詩をつけていきました。
翌日、庭に遊びに来た子どもが聞きました。
「ルリばあちゃん、これ、詩なの?」 と。
「そうだよ。トリの詩だよ。
春の森の小さなコンサートだよ」
その後、ルリばあちゃんの「トリの詩」は
村の小さな音楽会で披露され、子どもたちが
口ずさむようになり、
やがて、町の学校でも
歌われるようになったのです。
おばあちゃんは、ある時、
笑いながら子どもたちに言いました。
「わたしね、ずーっと
『今さら遅いわ』と思い込んでいたのよ。
でもね、『今さら遅い』かどうかは、
やってみないとわからないもんだね。
長く生きていきて、それに
気づかなかったことが恥ずかしいわ。
実際、始めてみると、ココロが
大空に向かって大きく羽ばたくんだよ」
おしまい
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もし、あなたのココロの奥に、
まだ羽ばたいていない想いがあるなら——
どうか、その羽を閉じたままにしないで。
羽を閉じたままにしておくと、、、
「できない」理由ばかり並べる、
魅力ない人になってしまうでしょう。
そして…、
悔いが残る未来が待っていることでしょう。¥
そして、あっという間に
今の人生の終焉がやってきます。
「今さら遅い」なんて、それこそ
ムダな思い込みにしか過ぎません。
大空に羽ばたく風は、今この時と
私たちが飛び立つのを待っていますから。
今回は以上です。
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