小学4年のある日の出来事によって、吐くことを恐れるようになる。小学6年生では給食を残さず食べされられたことで、小さな怖さが大きな恐怖になる。人前で食べることを考えるだけで、身体に異変が起きるようになる。
高校2年のとき、友人に誘われた“中華料理店”で、突然、身体に異変が起きてしまった話を前回お伝えしました。やはり、小学6年で発生した身体の異変、4年以上経っても、身体はしっかり覚えていました。もう外食できない身体、人と食事ができない身体に。友人との約束は避け、家でしか、まともに食事ができなくなっていました。
大学入試は、まず共通テスト(旧 共通一次試験)近くの国公立大学で受けます。私は岐阜薬科大学で受験。当時、プレッシャーを感じると、一気に食欲が落ちました。もちろん、嘔吐恐怖症を引きずっているので、余計に食べたくありません。共通一次試験があと4日くらいに迫ると、自宅ですら食べ物が、ほとんど喉を通らなくなってしまいました。受験のプレッシャーによって、すぐにでも吐きそうな気分になっていました。
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