ヒプノセラピー の記事一覧

怖いよー!社会人生活スタートと完全に想定外の配属先

怖い!社会人初日と完全に想定外の配属先

 
2月7日日曜日から始まった自己催眠セッション。3月27日、8回に渡る最後のセッションを終え、実家に帰郷。自己催眠術トレーニングは、とりあえず毎日続ける。そして4月1日の入社日を迎える。

朝から会社へ行くことすら、憂うつ。本来なら、緊張しながらも、夢と希望を抱いて出勤する日なのに…。暗く、スッキリしない出社。初日は入社式があるのでスーツ姿。これも変なプレッシャーを覚える。会社敷地内にある広めの会議室での入社式。

問題は昼ご飯をどう乗り切るか…。

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いよいよ恐怖症克服へ向けてのラストセッション

いよいよ恐怖症克服へ向けてのラストセッション

 
2月7日日曜日から始まった自己催眠セッション…。3月27日、最後のセッションに出かける。これでラスト。社会人まであと5日に迫る…。

とうとうこの日が…。自己催眠術を習い始めて2ヵ月。最後のセッション。

カウンセリングセンターでやることは最終セッションでも同じ。セッション3回目から同じことの繰り返し。先生の誘導にしたがいながら、身体をリラックスさせていく。α波検出装置から「リーン、リーン、リーン」と心地よい音が響く。初日のセッションから比べると、その音は長く、大きく響き渡る。初日のセッションより、安定して、深い催眠状態になっているという証。

その状態になったところで、私なりのイメージを創り上げていく。

先生はマイクを持って、今日のセッションを録音している。40分ほどで最終セッションが終わる。

そして、先生と最後の会話。

この時点で、私は半ばあきらめていた。

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嘔吐恐怖症克服へ向けての私だけのトレーニング内容とは?

恐怖症克服へ向けての私だけのトレーニング内容とは?

2月7日日曜日から始まった自己催眠セッション…。2月21日に3回目のセッションに出かける。もう3回目。社会人まであと1ヵ月ちょっとしかない…。

「基礎は教えたので、今日から、あなた用のイメージを追加します」と先生。

これまでと同様、基本姿勢から入り、先生の言葉で全身をリラックスさせていく。α波検出装置から「リーン、リーン、リーン」と快い音が聞こえる。

2日間サボり、後退してしまっていないか心配していたが、何とか2回目のセッションと同じくらいな感じ。

15分くらいして、全身がリラックスできた感じになったとき、先生からの静かなお言葉。

「今日から、新しい暗示を追加しましょう」

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嘔吐恐怖症を克服するその覚悟はホンモノか?

恐怖症を克服するその覚悟はホンモノなのか?

 
2月7日日曜日から始まった自己催眠セッション…。2月14日の2回目のセッションで、催眠状態がどんな状態なのかを身体で感じ、理解できた私。3回目のセッションに向けて、トレーニングを毎日続ける。しかも朝の30分と寝る前の30分の、1日2回だけでも大丈夫。

そんなとき、電話のベルが鳴る。

電話を取ると、同じ大学の親友から。

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恐怖症克服に向けてのセッション2回目で感じた進化

恐怖症克服に向けてのセッション2回目で感じた進化

 2月7日日曜日から始まった自己催眠セッション…。セッション初日で得た大きな収穫に希望を感じながらも、不安だらけ。

「(あと2ヵ月足らずで本当に吐く怖さが消えるんだろうか? 本当に自己催眠術って、自分に合った方法なんだろうか?)」

疑心暗鬼ばかり。ワラをも掴む思いなのに、そんなことばかり考える。セッション初日から1週間、初日に習ったトレーニングは欠かさず毎日実施したにもかかわらず、身体も心も変化した感じがしない。相変わらず、社会人になる不安が襲ってくるが、10月から1月まで襲ってきた最大級の恐怖にまで達していない。

トレーニングの効果とは考えず、自己催眠トレーニングを習っている多少の安心感から、最大級の恐怖まで達していないだけ。そう考えながら2回目のセッションに向かう。

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嘔吐恐怖症克服へ向けて、命運をかけた19880207日曜

恐怖症克服へ向けて命運をかけた日曜日

 
2月7日日曜日の午後、西荻窪駅に到着。駅から持ってきた東京の地図を見ながら、目的地を探す。(当時、スマホ、GPS、Googleマップもないから、紙の地図に、タウンページに載っている住所から、おおよその位置に印を付けて探したんだよ)

東京は迷路のよう。方向音痴ではないけど、住所しか判らない住宅街の中から目的地を探すのは難しい。西荻窪駅から400、500mくらいしかないところだけど、すぐには見つからない。

見つかった! 入り口に表示が!

「(ここだ!)」

性格上、約束時間より早く到着するように来ちゃう。まだ約束の時間まで30分以上ある。スムーズに帰れるように、風景を記憶しながら、また西荻窪駅方向へ向かう。帰りの道が確認できたところで、反転して目的地方向へ。そんなとき、また不安がよぎる…。

「(本当に、そのカウンセリングセンターって、大丈夫? そもそも自己催眠術で、吐くことが怖い問題が治るの?)」。考えれば、考えるほど不安が増す。

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恐怖を克服する!ワラをもつかむ思い…

藁をも掴む

 
あと2ヵ月で社会人。その間際の大学4年の1月最終週…。

平井富雄さんの著書『自己催眠術』に書いてある、『わざわざ病院まで行かなくてもよい・・・・』、『自分自身の暗示で・・・・・』、『繰り返し練習すれば効果があらわれはじめるのだ・・・・』

この記述を信じ、崖っぷちの私は、やっと動き出す。

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過去経験したことがない最大級の恐怖。迫りくる会社員生活…

過去経験したことがない最大級の恐怖

 
あり得ない理由で、就職先を選んだ私。実家から車で5分ほど通える会社なので、弁当を持っていけば、社員食堂で昼ご飯を食べなくていい、また会社帰りに食事に誘われる機会が減るはず…。少しは安心できるかと思っていた…。

恐怖症の私にとっては絶好の就職先!
車通勤で、田舎なので、東京のように「帰りに一杯どう?」などの誘いもほとんどないはず。ある意味、嘔吐恐怖症の私には優しい条件。

大学4年の10月。就職先が決まったとはいえ、吐くことへの恐怖、外食への恐怖は何も変わらない。自己催眠術は理にかなう方法、しかし、訓練したが、催眠状態がどんな状態なのかが判らず、訓練もとん挫…。

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恐怖症を考えた就職先…、私がとったあり得ない選定方法

恐怖症を考えた就職先、私がとったあり得ない選定方法

『自己催眠術』という本から、恐怖症を克服するヒントを得るものの、自己催眠状態がどういうものかが解らず、症状が変わらないまま、大学4年を迎える。就職活動して、あと1年で社会人…。社会人になると、付き合いが明らかに増えるはず。飲みに誘われたり、食事に誘われたり…。昼休みは会社の食堂か外食だよな…。出張もあるし…。誘いを断る言い訳もできないよな。想像するだけで怖い! 気分はブルー…。

大学4年の9月くらい。大学院に進む仲間がうらやましい!
社会人になるのが2年延ばせる…。彼らは、僕のように、そんな不純なことは考えていないだろうけど。僕は勉強が嫌いで、成績もその学科で下位なので、大学院進学などできない…。

田舎育ちの私にとっては、東京生活は人が圧迫される感じ。家から出たい一心で、埼玉、東京に住んだけど、恐怖症の影響もあって、行動範囲も狭く、楽しめない。もう十分かな…。東京生活というより騙し騙しの生活に疲れ果てている。

で、どこに行く?
で、どんな会社に行く?
で、恐怖症、どうする?

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