「やっぱり自信がなくて・・・」前に進めないなら

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自信が持てずに前へ進めないあなたへ

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ある村にナナという女性がいました。彼女は、自分に自信を持つことができず、「私は何もできない」と諦めていました。

その村の森の奥深くには、変わり者と呼ばれている老女が一人住んでいましたが。「あの老女は、偏屈で変わり者だから、絶対に近寄ってはいけないよ」。村人たちから日々言われていました。

しかし、ナナは「もしかすると、その老女は、何もかも知っているかもしれない」。ナナは何かを感じ取っていました。そして「老女に会ってみよう」と決心しました。

森深くに住む老女の家に、やっとのことでたどり着いたナナは、ドキドキしながら扉をコンコンと叩きました。

すると、扉がギ―ッと音を立てながら開き、老女が姿を現しました。

老女は、ナナに微笑みかけ言いました。

「聞きたいことは判っているよ。自信が持てないことは、何も恥ずかしいことはないのよ。まずは”自信のなさ”を自分で認めることから始めてみるといいわ。そして、自信がないなりに、少しずつ行動したらいいわよ

と助言しました。

 

ナナは、その言葉を受け入れ、自信が持てなくても小さくてもいいから、一歩でも前に踏み出すことを決意しました。

その帰り道、彼女の前に立ちはだかる険しい山や川、壮大な自然が、自分に勇気を与えてくれているかのように感じました。

 

村に帰ったナナは、今自分ができることから始めました。小さな一歩を踏みだすたびに、「できそう」という気持ちが芽生えました。

 

しかし・・・、

ある日、ナナは再び、

「本当に、このようにしていけば、自信が持てるようになるんだろうか?」。とても不安な気持ちになりました。

 

再び、老女のもとへ足を運ぶと老女はナナに笑顔で問いかけました。

「あなたはどのようになれば、自信が持てると思えるのでしょうね?」

その問いに、ナナは考えました・・・。

「自信がないなりに、行動してみたけど、どこかで人と比較して、自分にはできないと感じてしまうんです」。

老女はナナの肩に優しく手をかけ、語りました。

「評価や結果って、そのときの事情とか、環境とか、評価する人によってまったく違うものよ。人から良い評価をされることは、確かに自信にはなるけど、これは評価する人よってまったく異なる結果になるものよ。

私は、自信って、人より優れているなど、そういうものではないと思うのよ。本当の自信って、『自分がどう在りたいのか?』、『どのように生きていきたいのか?』、あなたが持っている在り方を活かして、その在り方を大切にして生きていくことで自信が持てるようになるのよ」

ナナは、ハッと気づきました。

「そうか! 周りは、他人と比べて、優れているとか、劣っているか、そういうことで自信を持ったり、自信を失ったりしている。そういうことではないんだ。

 本当に自信が持てるようになるには、自分の『在り方』を大切にして、『在り方』を育てていくことなんだ!」

それ以降、ナナは、自分の『在り方』を見つめ、叶えたい夢に向かって、『在り方』を大切にしながら明るく、ハツラツと、伸び伸びと前に進んでいけるようになりました。

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自信には、次の3つがあると思います。

  • Beの自信
  • Doの自信
  • Haveの自信

この物語で、ナナが手にしたのは

「Beの自信=しなやかな自信=折れない自信」でした。

『Beの自信』は時間がかからず、すぐにでも手に入る自信ですよ。Be(在り方)こそ、ココロのベース、折れない自信のベースになる大切な自信なのです。

今回は以上です。

 

◆ご提供プログラム例◆

  • 潜在意識とアクセスするDeep Relaxationプログラム
  • 睡眠の質をグーンとアップさせる睡眠改善プログラム
  • 理想の現実を手にするプログラム
  • 折れない自信を手にするプログラム
  • 本当にやりたいことを発見するプログラム
  • 恐怖症改善プログラム
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 ※ご要望にもよりますが、ヒプノセラピーを併用すると効果はグーンとアップしますよ。

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