「自己催眠術」解説④_セッションの全体像7つのステップ

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「自己催眠術」解説④_セッションの全体像7つのステップ

 
これから私が体得した「自己催眠」について、連続シリーズで解説していきます。

今回は4回目。

「セッションの全体の流れ7ステップ」について説明します。

セッション1つ1つのやり方については、別記事で詳しくお伝えします。

今まで、セッションをスタート前に必要な3つのことをお伝えしました。
まだ見ていない方は、まずはそれを確認してくださいね。

① 「心の準備、体の準備」

「自己催眠術」解説①_5つの心の準備と体の準備

② 「練習環境と練習時間」

「自己催眠術」解説②_練習環境と練習時間

③ 「催眠を解く方法」

「自己催眠術」解説③ 催眠を解く方法

これで、いよいよセッション開始です。

まずは、セッション全体像の7ステップを把握しましょう。

【セッション全体の流れ:7つのステップ】

<注意点>

◆ステップの順番は変えずに、必ず毎回、ステップ1 → ステップ7の順でセッションしてください。
 
(ステップ6はカスタマイズ仕様ですので、飛ばしても大丈夫です。ステップ6を飛ばしても、十分、心も身体もリラックスさせることができます。ご心配なく!)

◆セッションを途中で中断しても問題ありませんが、中断するときは必ず「催眠を解く」動作をして、終了してください。15秒もあれば催眠を解く動作はできますから。

ステップ1【姿勢】姿勢を整える

自己催眠基本姿勢

  ・目安時間:5秒
  ・あお向けでもイスに座っていても、両手を軽く胸に置く

↓(矢印)

ステップ2【呼吸法1】鼻から口 ➡ 鼻から鼻

自己催眠呼吸法1_鼻と口の呼吸

  ・目安時間:鼻から口呼吸で1.5分~2.0分
  ・目安時間:鼻から鼻呼吸で1.5分~2.0分
  ・吸う息より吐く息を多くすることを意識してください

↓(矢印)

ステップ3【呼吸法2】胸にある風船を膨らますイメージ

自己催眠呼吸法2_風船を膨らませる

  ・目安時間:鼻から鼻呼吸のまま0.5分~1.0分
  ・胸に萎んだ風船があると想像して、
   息を吸うときに風船が膨らむイメージをする

↓(矢印)

ステップ4【全身弛緩】暗示をしながら、全身を順にほぐしていく

自己催眠_全身弛緩

  ・目安時間:5~10分(慌てず、ゆっくりでOK)
  ・暗示によって、頭の先から足の先をほぐして(弛緩させて)いく

↓(矢印)

ステップ5【状態確認】(催眠状態に入っているか?の確認)

催眠状態の確認

  ・目安時間:10~20秒ほど
  ・心臓の鼓動状態、呼吸状態、全身の状態を確認する

↓(矢印)

ステップ6(【個別のイメージ創り】必要に応じて。やらなくてもOK)

自己催眠_特別訓練

  ・目安時間:5~10分
  ・ポジティブなイメージを、症状によって個別に暗示する

↓(矢印)

ステップ7催眠を解く(終了動作)

自己催眠を解く動作

  ・目安時間:15秒
  ・両手をグーに握り、腕を3回、強めに屈伸する
   両足を3回、強めに屈伸する
   両目を開け、1回深呼吸する

  ・催眠を解いて、普段の生活の動きに戻る
 
以上、「自己催眠術」の7つのステップでした。

次回からは、それぞれのステップについて詳しく説明します。
 

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