率直に申しますが・・・。
恐怖症をなかなか改善できない方に共通している特徴は? というと、、、
「真面目だけど、自分を低く考える方」
です。
「○○しないと!」
「○○すべきなのに」
「まだまだダメだ」
「あぁ、またやってしまった」
「どうして私はこうなんだ」
「強い、弱い」
「白か、黒か」
自分自身に厳しく、ハッキリさせたい、、、
いつもそう思ってしまう…。
ここに落とし穴があります。
というのは、
『逃げ道を自分でなくしている』
私はそう感じます。
私は真面目ではないですが、
恐怖症に苦しんでいるときは、とくに自分を低く考えてました。「ダメだ。情けないオレ・・・」って。
逃げ道があるって、悪いことでも何でもないと思います。
自分が安心できる場所に行くための逃げ道です。
逃げ道を寸断しちゃうと、まるで、
自分で自分をさらし者にしちゃっている、
自分を拷問にかけている、
そんなことになってしまうんじゃないかと。
〇×や白黒と同じように
恐怖症を「絶対に治すぞ!」と意気込んでしまうと、逃げ道がなくなり、苦しくなるかと思います。
その前に、次のような言葉を取り入れてほしいですね。(私自身にも、もう一度言い聞かせながら…)
「ちょっと良くなったな。」
「うやむやもいいことがあるな」
「ちょうど良い加減」
「なんとなくいいな」
「ちょっと気持ちいいな」
こういう考えの方をしていくと、
肩の力が抜けて、
自然で、あなたらしいあなたになっていくでしょう。
自分が許せるようになると、他人も許せるようにもなっていきます。
この方が、お互いに、心も身体もゆったりと安心して過ごしていけるんじゃないでしょうか…。