脳波計「muse」その実力検証3 これはイケるぜ!

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脳波計museの実力検証その3

 
『自己催眠』を行ったとき『催眠状態』になった身体がどんな感じなのか?
 
「その感覚がなかなか掴めない、判らない…」
思われる方がたくさんお見えになります。
 
本当に、その通りなんですね…。判りづらいんです、とくに最初のころは。

『自己催眠:7つのステップ』でも、身体にどんな状態を感じたら『催眠状態』なのかを記載しました。その時の脳の状態(α波が出力されている)が、音などでタイムリーに判れば「(この感覚がそうなんだ!)」とセッション中でも判りますから。そうしてその感覚を覚えていけば、安心してトレーニングを続けられますよね。
 
これも以前、お伝えしましたが、
『muse』(ブレイン・センシング・ヘッドバンド)という脳波計が商品としてあります。約¥19,000くらいでAmazonで購入できます。ちなみに、この記事はその商品の機能がどうなのか? それを測定データを使って検証した結果をあなたにお伝えします。
 
過去の記事で、私が独断で、テスト1、テスト2、テスト3を行った結果、「これは使えそうだ!」という話をさせて頂きました。ちなみに、その結果をお伝えした記事が下記になります。
 
【検証結果1(テスト1、テスト2)】

欲しかったコレが届く!期待通り、それとも? 検証その1


 
【検証結果2(テスト3)】

欲しかったコレが届く!期待通り、それとも? 検証その2


 
上記、テスト結果は、すべて測定時間5分で実施した結果です。
 
その結果、私が求めているように、身体がリラックスして「催眠状態」に入ると、鳥の鳴き声によってその状態が判ります。各5分試した感じでは「使える機器」と判断しました。
 
今回は、『muse』の測定時間を35分に設定し、「自己催眠術」のフルセッション(約30分)で、どんな結果が記録されるのか? これを検証してみました。
 
「自己催眠術」のステップ1『姿勢』~ステップ7『催眠状態を解く(終了セッション)』までの結果です。
下記のグラフがその結果です。
 
muse検証結果その3
 
<【領域①】の解説>
姿勢を正した測定開始直後は、『Active(活動状態)』ですが、ステップ2『呼吸法1』を行うと、『Calm(落ち着いた状態)』に入っていきます。そしてステップ3『呼吸法2風船』へ進みます。
 
<【領域②】の解説>
ステップ4『全身弛緩』に入り、頭から順番に、足先までを暗示によってほぐしていくと、『Calm(落ち着いた状態)』がやや深く記録されています。鳥の鳴き声も頻繁に、大きめに耳から聞こえてきました。その状態のまま、ステップ6『オリジナルの暗示』まで進めました。
 
<【領域③】の解説>
「自己催眠」のセッションが終わり、ステップ7『催眠を解く(終了動作)』に入ると、『Calm(落ち着いた状態)』から一気に『Active(活動状態)』に波形が上がっています。
 
ちなみに、セッション中は、iPadにインストールしたアプリを介して、音が流れます。Active状態とのときは、海の波の音が大きく聞こえますが、呼吸法から「自己催眠」を開始していくと、海の波の音が静かになった、次第に鳥の鳴き声が聞こえてきます。催眠状態が続くと、鳥の鳴き声も続いて聞こえます。
 
 
投資だ!と思い切って買ってしまった…『muse』(ブレイン・センシング・ヘッドバンド)は、心と身体のリラックス状態、「催眠状態」が解る機器だ! そう私は判断しますね。
 
ただ、私の場合、「催眠状態」に自分の力で、すぐに入れるので、今回、この機器の性能の良さが解りましたが、初めて「瞑想」や「自己催眠」を行う方が使った場合、なかなか『Calm(落ち着いた状態)』に入ってこなかったり、『Calm』状態が長く続かなかったりするかとは思います。
 
もし、『muse』を使ってみるなら、使い始めは「『Calm状態』に入らない…」と焦らず、トレーニングを続けてください。少しずつですが、効果は表れるものですから。
 
まとめると、今までの検証結果から、
この『muse』は、私の検証結果から、Amazonでの商品説明通り、『脳波計 集中力を高める為、ヨガ、瞑想に最適!受動的にあなたの脳の活動を感知し、あなたが落ち着いて集中するのを助けるための装置』ですね。
 
次回は、ストレスを感じているときのデータを取ってみます。
 

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