まずは、このお話しから･･･。
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昔々、静かな山里に、ミカという
笑顔がステキな女性が住んでいました。
ミカはココロ優しく、礼儀正しく、
笑顔が絶えない女性でしたが,
ひとたび落ち込むことがあると
深ーく、暗ーい森に足を踏み入れたかのように
抜け出せなくなることがありました。
ミカは、あるとき
村の祭りの進行役を任されていましたが
祭りの当日、段取り通りの進まず
村人に混乱を与えてしまいました。
ミカは落ち込み、ココロの中には
重苦しい雲がかかっていました。
「私はなんてダメなんだろう･･･」
涙をこぼしながら、森の中に
一人で走っていきました。
森の奥深く、ふと足を止めると、
年老いた老女が静かに現れました。
その老女は、まるでミカのココロの中を
見透かしたかのように優しく語りかけました。
「ミカ、どんな人も落ち込むことはあるのよ。
強いといわれる人でも落ち込むことはあるの。
まったく落ち込まない、強い人など、
この世にはいないのよ。
強いといわれる人は、落ち込んだ後、
気持ちの切り替えが早いということ。
でもね、落ち込んだ時こそ、
チャンスをつかむヒントがあるのよ。
そこに大きな成長があるのよ」
ミカは涙をぬぐいながら
老女の話しを聞き入っていました。
「でも、どうやってこの暗い気持ちから
抜け出したらいいのか、分からないのです」
老女はニコリと笑みを浮かべ言いました。
「その答えは、
ココロが自然と切り替わるのを待つこと。
落ち込んだときは、それでいいのよ。
落ち込んでもいいのよ。
同時に何かを見つめ直した方がいいという
タイミングが来たと考えることよ。
そのうち、自分のココロの中に
小さいけど明るい光が生まれる。
その光こそ大きな成長への道のりなのよ。
そして、気持ちを
『これからどうする？』って切り替えた時、
あなたは、前よりも もっとまぶしい輝きを
放つはずだよ」
その言葉を聴いて、ミカは気づきました。
「すぐに落ち込んでしまう私･･･、
でも、それは成長へのサインだったんだ！」
その後、彼女は村に戻り、
自分の力を信じ、前に進む勇気を
持つようになりました。
それからのミカは､､､
落ち込むことがあると老女の言葉を思い出し
「これからどうする？」と自分のココロに
聴いてみるようにしました。
そして、気持ちが切り替わった時
「以前よりも力があふれる」と
感じられるようになり、
グングンと成長していきました。
おしまい
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落ち込んだとき、誰でも
「やっちゃった･･･」
「どうして･･･」など、
過去の出来事を思い起こし、
自分を責めるかと思います。
そんなときこそ､､､
まずは、落ち込みましょう。それでいいのです。
同時にリラックスして考えてみてください。
「落ち込んだ」ということは、内省し、
これから活かしていこうという気持ちの表れだ
という証なのです。
『落ち込む＝内省＝成長』
そして
「今からどうする？」と気持ちを切り替えると
私たちは、よりパワーアップしていきます。
『落ち込む＝内省＝成長＝
気持ちの切り替え=超パワーアップ』ですね。
それが、
理想の未来へ向かうショートカットだと
私は思います。
イヤなものですが、深ーく落ち込んだときこそ
望む未来への道が広ーく開かれていく、
成長するターニングポイントになるはずです。
今回は以上です。
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