恐怖症克服に向けてのセッション初日での大収穫!

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恐怖症克服に向けてのセッション初日での大収穫

 
2月7日日曜日の午後から始まった恐怖症克服へ向けた合計8回のセッション。その1回目のセッションで大きな収穫を得る。

その収穫とは、、、

「α波を検出する装置」があること。

メトロノームくらいの大きさ。セッションを進めていくと、心身がリラックスしてくる。すると脳からα波が出るようだ。α波を検出するとその装置から、「リーン、リーン」と鈴虫が鳴くような、心地よい音が出力されるらしい。その音によって、今の自分がどんな状態になっているかが解ると説明。

以前、平井富雄さんの著書を読んで、自力でトレーニングをみたが、催眠状態がどんなものなのかが、まったくつかめなかった。確かに身体全体がドーンと力が抜けた状態になったことはあったが、それが本当に催眠状態なのかが判らない。そのまま進めていいものかが判らず、トレーニングが続かなかった。(意志が弱いだけ)

ここには装置があるから催眠状態がどんな感じかが判る!

先生の言葉にしたがい、姿勢、呼吸、動作をしていくうちに、最初は静かだったα波検出装置から、リーンと音がした!

「(おお。これが催眠状態に入ったということ?)」 

しかし、、、
装置からの音はすぐに消える。私がまだ慣れていないというか、集中できていないから。雑念が出たから。

先生から、ベッドの上に横たわって目を閉じている私に、小声でアドバイス。
「“こうしなきゃダメ”とか、そう考えるとかえって逆の結果になっちゃったり、集中できなくなるものだから、今はわざとらしくでいいので、“こんな感じかなー”、“こうなりたいなー”と気楽に考えてくださいね。まあ、誰でも初日はこんなもんです。焦らなくても大丈夫です」。安心する。

「(気軽に。わざとらしくか…。確かに、給食前や外食前のとき、体に異変が起きるときは、“こうなるとヤバい!”とか、“こうなっちゃいけない”とか、かなり自分に言い聞かせていたよな…。)」と気づく。

初日から収穫だらけ。
・α波を検出する装置があるので、催眠状態がどんな状態なのかが身体で感じられるようになる
・“こうしなきゃとダメ”、“こうあるべき”と考えると逆効果。“まずはわざとらしくでいいから気楽に考える”
・平井富雄さんの著書に書いていることはやはり理にかなっている!

そんな収穫があった。

初日のセッションが終わり、アパートに帰る。その晩、習ったセッションを部屋で復習する。
「(気楽に。今はわざとらしくでいい…)」

どこから催眠状態に入ったのかが判らない…。
でも、やり方は判ったので、まずは習ったことを来週のセッションまで、毎日1回は愚直に続けるだけ。

次の日から朝1回、寝る前に1回、30分ほどのトレーニングを1日2回行う。トレーニングを1日に何度やっても問題ないけど、1日のトレーニング数を増やしから、すぐに治るものじゃないと聞いていた。

心の中では、、、
「(本当にこの方法で、恐怖症が治るんだろうか?)」と疑う自分もいる。

「(2ヵ月後は、もう会社員…。怖いな。そのころまでに治るんだろうか…)」
トレーニングを毎日続けながらも、そんな想いも頭をよぎる。

ワラをも掴む思いのはずなのに、スッキリしない心。

次回は「恐怖症克服に向けてのセッション2回目で得た進化」をお伝えします。

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