「なりたい」はその逆を信じている

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「なりたい」はその逆を信じている

  
『 「幸せになりたい」と言う人は、「私は幸せではない」と信じている 』
 
これは、『神さまとのおしゃべり』(「さとうみつろう」さん著 サンマーク文庫)という本の中にある言葉。
 
つまり、「なりたい」ということは、その逆を信じているから「願いが叶わない」ということなんです。
 
あなたは、そう思いますか?
 
『神さまとのおしゃべり』の一部を要約すると。ホント深すぎる話ですね。

『信じたことが現実になる。起こったことはすべてあなたが望んだからこそ起こっている。これが宇宙唯一の法則。でも、あなたはこう言う、「私が望んでいないことも、私の人生には起こる」と。でもそれもあなたが信じたから、あなたが望んだからそれが起きてしまったということ。なぜなら、人間には2つの意識、「表層意識」と「深層意識」があるから。例えば、「宝くじに当たりたい」と表層意識ではそう考えていても、深層意識では「当たらない」と信じているもの。それが「なりたい」の裏に隠された、あなたの本音。
 表層意識で「幸せになりたい」、「お金持ちになりたい」と考えていても、深層意識では「私は幸せではない」、「私はお金持ちではない」と信じているから、それが目の前に現れる。どうせ、この世は勘違い合戦だから、「幸せになりたい」だなんて考えず、「私は幸せだ!」と今すぐ信じればいい。まず「なりたい」という願いを捨てて、信じていることを先に変えれば、現実は変わる
 
あなたは、どう感じましたか?
 
深い教えです…ね。
私の要約なので、ピンと来ていないかもしれませんが・・・。
 
「なりたい」ということは、「今は、そうじゃない」と深層意識ではそう信じちゃっているから、そういうことが起きるということです。
 
私もその考え方がまだまだ定着していなくて、つい「こうなれたらいいな」って思ってしまいますね。「自己催眠」の課題として、オリジナルの暗示に取り入れます。
 
今、思い出してみると、、、
恐怖症で苦しんでいたときも、「治したい」、「普通の生活がしたい」と、「なりたい」ばかり
でしたね…。
 
『神さまとのおしゃべり』を読んで、「自己催眠術」では、身体をリラックス状態にもっていってから、確かに「こうなっている自分」というイメージを創っていましたなって気づきました。(「自己催眠」ステップ6の個別イメージ)。
 
暗示で「そうなりたい」という言葉やシーンを思い浮かべるんじゃなくて、美女と二人で高級なレストランで楽しく食事をしているリアルなシーンのイメージをしていましたから「そうなっている」状態を願ったんだと思います。
 
あなたも、
「こうなりたい」を捨てて、「こうなっている」と、まずは考えてみませんか。それによって物事の見え方、捉え方が変わり、現実も変わっていると。
 
さらに『神さまとのおしゃべり』では次のような教えもあります。

『叶えたい願いがあるなら、・・・・・自由に「想像」しなさい。「想像」こそ人間に与えられた奇跡の能力なんじゃから。これだけが、唯一の宇宙にお願いするツール
 
全ての道は、未来の「いいこと」に繋がっている。だから、起こることの全てが必要なんだと、ただ信じなさい。・・・・。未来のあなたは、その出来事を「あの時のあれは必要だったな」と未来で言ってくれるから』
 
最初、この本を読んだとき、正直、意味が解らないことばかりで「ん? どういうこと?」だらけでしたが、何回か読んでいると「なるほど!そういうことか!」という気づきや発見ばかりですね。
 
あなたも、私も「なりたい」という願いは今すぐ捨てて、「すでになっている」「今、そうだ」とまずは信じて、叶えたい願いを自由に想像していきましょうね。
 

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