一生折れない自信のつくり方(その2)

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折れない自信のつけ方(その2)

 

前回に引き続き、『自信をつける』方法の

“その2”をお伝えしますね。

 

前回の2つのワーク、

紙に書き出してみましたか?

 

 

 

もう一度、お伝えすると・・・、

 

<ワーク1>

あなたにとって『自信』とは何でしょうか?

『自信』の意味を書き出してみましょう。

 

 

<ワーク2>

『自信になった』、『自信なくした』と

 感じた出来事は何でしょうか?

 

 

でしたね。

 

 

 

では、早速ですが、

 

<ワーク3>に移ります。

<ワーク3>

ワーク2で挙げた、今まで生きてきた中で

『自信になった』こと、『自信を失った』こと

それぞれの項目について、次のA、B、

2つに分類してください。

 

A:他者がからむ成果や評価

 (他者との比較、他者からの評価、

 「○○できる」「○○より優れている」)

 

B:他人との比較や他者からの評価でなく

  自身の中でそう感じたもの(自己評価)

 (「自分のやり方/考え方からの評価」)

 

 

例えば、おおよそ、

次の事例が『A』に当たります。

 

・営業成績は、いつもトップクラス

・スポーツ大会で優勝した

・会社で社長賞に輝いた

・上司/仲間からいつも期待される

・人から「頼りになる」とよく言われる

・スピーチには自信がある

・健康には自信がある

・結構、人から好かれる性格だと思う

・親切に対応したつもりが、

相手からそれが嫌われてへこんだ

(自信を失った場合)

・心から心配して、アドバイスしたけど

友人から「私のこと、放っておいて」

と言われ、人へのアドバイスをやめた。

(自信を失った場合)

 

 

 

次の事例が、おおよそ『B』に当たります。

 

・依頼された事はいつも誠実に取り組む

・いつも自分のできる最大限をしている

・自分に正直な意見を言うようにしている

・ジョギングを5年以上続けている

・友人にアドバイスして、友人から

「私のこと、放っておいて」と言われた

けど、私なりのベストを尽くした・・・。

 

 

分かりづらいかもしれませんが、

 

人との比較、人からの評価によって、

自信になっている/自信を失ったのか?

 

それとも、

 

自分自身の感覚や基準によって、

自信になっている/自信を失ったのか?

 

の違いです。

 

 

 

Aか、Bか、分類に迷った場合、

おおよそでOK。直観で決めてくださいね。

 

このワークの目的は、AかBかを

しっかり分類することではありません。

 

 

 

分類してみると、

ある傾向が見えるはずです。

 

 

それは・・・、

 

「『A』が多い!」

 

ではないでしょうか。しかも、かなりの数。

 

 

 

『A』が多いからといって、

それがダメだということではありません。

 

実際、あなたが『今、自信がある』状態なら

それが一番いいことですから。

 

 

 

しかしながら、

 

『自信になった』の項目で、

『A』が多いということは要注意なのです。

 

 

 

どういうことかというと、

 

人からの評価や人との比較によって、

得られる『自信』は、

 

状況や周りの評価によって、

左右される『自信』なので、モロく、

折れやすく、壊れやすいものだからです。

 

どのような人からの評価なのか?

どういう人の集まりでの成果なのか?

 

基準が常に、他者との比較になるので

そのときの環境や組織によって、

どちらにでも転ぶからです。

 

 

 

逆に、

 

『自信を失った』で、『A』が多い方、

それはガッカリしなくても大丈夫です。

 

考え方をちょっと変えるだけで、すぐに

『自信になった』に変えることができます。

 

 

 

1つ補足ですが、

 

「『スポーツ大会で優勝した』は、すでに

過去の実績で、変わることがないため

“崩れやすい自信”にならないのでは?」

 

と聞かれることがあります。

 

『優勝した』という結果は、

永久に変わることがないので、もちろん

いつまでも誇りを持ってほしいですね。

 

ただ、それが、時間が経った今でも、

ご自分の中で『自信』として感じることが

できるのであれば、それは問題ありません。

 

でも、もし、

 

「あの時は、輝いていたけど、今は・・・」と

感じているとすると、反って

『自信を失う』ことになることもあるのです。

 

 

実は、学校でも、会社でも

「自信を持ちなさい」と教えますが、

 

ほとんどの場合、『自信』って、

 

・人よりできる

・人より優れている

・人より期待されている

 

など、暗黙的に、他者との比較による

『自信』を意味しています。

 

 

 

確かに、

 

その考えでも自信を持つことができます。

 

ただ、その『自信』は、

モロく、折れやすく、壊れやすいもので、

 

事あるごとに、

 

自信にもなり得るでしょうし

自信を失うことにもなり得る不安定なもの

なのです。

 

 

人との比較による『自信』、

人からの評価による『自信』は、

 

『Haveの自信』だと私は定義しています。

 

 

『自信』には、土台から順番に

次の3つの種類があります。

 

1)『Beの自信』

2)『Doの自信』

3)『Hageの自信』です。

 

 

今まで、学校や会社で教えられてきた

『自信』は、ほぼ一番上にある

『Haveの自信』です。

 

お城でいう『天守閣』のような位置づけです。

土台がしっかりしていないと倒れますよね?

 

 

 

<ワーク1>で、『自信の意味』を

書き出してもらいましたが、

 

 

おそらく、

人との比較、人からの評価がからむ『自信』

の意味になっていませんか?

 

 

実は、『自信』って、

上記の3種類で持っていると楽になります。

 

 

それが『本当の自信』につながります。

 

 

 

それでは、

 

『Beの自信』、『Doの自信』は、

どういうものなのでしょうか?

 

 

 

それは次回以降、詳しくお伝えします。

 

今日はここまでです。

 

 

今日も、最後までお読みくださり、

本当にありがとうございました。

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