精神科医、心理学者であるアドラーの言葉から。
『「やる気がなくなった」のではない。
「やる気をなくす」という
「決断」を自分自身でしただけである。
「変われない」のではない。
「変わらない」、「変えられない」という
「決断」を自身でしているだけである』
もし、あなたが今、
- 「やる気がでない」
- 「変われない」
- 「焦るばかり・・・」
など、閉そく感を覚えているとしても、心配しなくても大丈夫です。
心の中で感じている焦りや不安は、実際には、自分でそう「決断」しているだけのこと。自分が今のタイミングでそうしているだけのことです。
逆に言えば、
その「決断」をやめて「新たな選択」をするチャンスでもあるのです。「決断」は、一瞬で変えられます。自分が選んだ「決断」は、自分の力で『自在に変えることができる』のです。
あなたが本来持っている脳力=能力、無限の可能性をもっと信じてくださいね。心配しないで。大丈夫ですから。
恐怖症を克服したいと思っていても
- 「1つの方法に集中することの大切さは理解していても、ついつい新しい情報を求めてしまう」
そのような、心の葛藤も、実は「決断」をしていることになります。
何とか、恐怖症やその不安から解放されたいと思うあまり、1つのことに集中することは理解していても、不安や焦りから、新たな情報を見つけることでココロの安心を得ようとしてしまうのです。
恐怖症に対する情報はたくさん溢れていて、多くの方が、いろいろな手段を使い、新たなアプローチや方法を伝えています。新しい方法に心が奪われてしまうことはただ自分の焦りや不安を紛らわせているだけです。
それが良くないということではありません。
しかしながら、焦りや不安から新たな情報を求め続けることは、一時的な安らぎを得るだけで、残念ながら何も変わらないでしょう。
もし、恐怖症を克服しようと「決断」したなら、自分が選んだ1つの方法に、数ヵ月集中することで克服への道が開けると、私は経験上そう信じます。
気楽に、焦らず、あなたの内側にある集中する力、信じる力を信じてみてください。新たな情報を求めるのはもう止めて、まずは1つの方法にじっくりと向き合ってくださいね。それが、一筋の光となって、あなたの元に舞い降り、解決への糸口、活路が開かれるのです。
自分の内側にある本当の力を信じて、ある期間、自分で選んだ1つの方法にフォーカスすることで、恐怖症を克服する可能性が大きく広がります。あなたの真の気持ちである潜在意識からメッセージ、ひらめきを信じてください。そのメッセージやひらめきに従ってみましょう。
潜在意識は、ディズニー映画『アラジン』のジーニーのように、常にあなたを守り、いつも、あなたの夢を叶える強―いパートナーですから!
今回は以上です。