劣等感を感じているならこの話

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劣等感を感じているならこのお話し

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昔々、ある森の奥深くに、

ミラという小さな妖精が住んでいました。

 

ミラは森の仲間たちの中で一番小さく、

翼もほかの妖精たちよりも小さくて短く

飛ぶのが得意ではありませんでした。

 

そのため、ミラは、いつも自分が

他の妖精たちに比べて劣っていると感じ、

自信が持てず、モヤモヤと生きていました。

ある日のこと、

森に大きな嵐がやってきました。

 

風が強く吹き荒れ、木々が揺れ、

動物たちが不安そうに自分の巣に隠れました。

 

妖精たちも森の安全な場所に集まり

嵐が過ぎ去るのを待ち続けました。

 

ところが、一羽の小鳥が巣から地面に落ち、

強風で大雨の中、とても危険な状況に

置かれてしまいました。

 

他の妖精たちは、雨風の強さを恐れて

小鳥を助けにいくことを諦めていましたが、

ミラは見て見ぬ振りができませんでした。

 

もしかすると自分の小さな翼なら

この嵐の中でも飛べるかもしれない、

小鳥を救うことができるかもしれないと思い、

勇気を出して、自分が避難している場所から

嵐の中、飛び出しました。

 

ミラは、できる限り低く飛び、

地面をはうように風を避けて飛び進みました。

 

小さな体と翼のおかげで、彼女は

嵐の中、風にあおられることなく、

うまく飛ぶことができました。

 

彼女は、ついに小鳥の元にたどり着き、

小鳥の体を優しく抱きかかえました。

 

そして再び、地面をはうように低く飛び、

小鳥を、無事、安全な場所まで運びました。

 

嵐が過ぎ去ると、森の動物たちと妖精たちは

ミラの勇気ある行動と優しさを讃えました。

 

ミラの行動は、周りに勇気を与え、

彼女自身も自分の小さな翼と体が

特別な才能であることに気づいたのです、

 

それからのミラは、自分らしい輝きを放ち

その才能や個性を活かしていきました。

 

そして、

自分が弱いと思っていること、

自分が短所だと思っていることは、

強みや長所に変えることができる

 

ということを、妖精たちや森の動物たちに

広めていきました。

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アメリカで、「成功者たち」を研究した結果、

次のようなことが判ったそうです。

 

『成功者のほとんどは、

 自分の生まれ持った才能や性格に

 忠実に生きている。

 

 一貫しているのは、

 自分の運命を信じて、生まれ持った

 「自分らしさ」を伸ばす道を見つけて

 ひたすらに真っすぐ歩んでいる』

 

との結果があるそうです。

 

私たちも、ミラのように

自分の生まれ持った才能や性格に忠実に生きて

「自分らしさ」を伸ばしていく道を見つけて

もっともっと幸せになっていきましょう

 

でも、もし、

「自分には、生まれ持った才能がない・・・」と

思うのでしたら、あなたの過去、歴史に

その答えがあります。

 

『自分史を作る』

そのワークをすると

 

自分の生まれ持った才能や強み、

自分が本当にやりたい事、

 

きっと見つかりますよ。

 

今日は以上です。

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