これから私が体得した「自己催眠」について、連続シリーズで解説していきます。
今回は第2回目。
『練習場所、練習時間』について説明します。
とくに練習時間については、さまざまな見解がありますが、ひとまず、私の経験における練習時間について説明させていただきますね。「これが正しい!」という練習時間はありませんので。
【練習環境/場所】
オススメNo.1の練習場所は、、、
◆ベッドや布団の上
寝る前に練習するのが一番いいですね。あなたもそうではないでしょうか。
1日の中で一番、静かで落ち着ける時間帯ではないでしょうか。寝る前って、トレーニング時間も取りやすいですし、習慣になりやすい時間帯ですね。ちなみに自己催眠トレーニングしながら寝てしまったとしても全く問題ありません。そのまま目覚めまで寝てください。大丈夫です、トレーニングしながら寝てしまっても、身体や気持ちに問題が起きたことはありません。私は毎回、そのまま寝てしまいます。
◆イスやベンチ
仕事中や外出のときは、あなたの会社のイスやソファー、電車の座席、公園のベンチでも練習できます。トレーニングを始めたばかりだと、雑音や周りの目もあって、集中できないかもしれませんが、最初は、集中できなくてもいいので、トレーニングしてみてください。すぐに慣れますよ。
ノイズキャンセリング機能があるウォークマンを耳に装着して、自己催眠トレーニング用の音声を聞くのもオススメです。
◆電車のつり革につかまって・・・
トレーニングを始めたばかりのとき、この練習場所はオススメできません。
集中できずに効果もでないかと思います。ただ、自己催眠をマスターしたら、こんな場面でも、1,2分あればで心も身体もリラックスさせることができます。
一度、マスターすると、一定の時間、ほぼ同じ姿勢を保つことができる場所であれば、いつでも、どこでも心も身体もリラックスさせることができるのが「自己催眠」のとても大きなメリットです。
最初は、寝る前にベッドや布団であお向けになって、トレーニングすることをオススメします。
【練習時間】(ご参考)
指導者、書籍によって、さまざまな練習時間がありますが、私のトレーニング時間をお伝えします。
1)フル・セッション時間(1回)=25分ほど
「姿勢→呼吸法→全身弛緩→イメージ創り→催眠をとく」まで、すべてのセッションで、時間は25分ほど。自己催眠を習い始めてから、1日1回から2回、ほぼ毎日、4ヵ月続けました。
(“ほぼ毎日”=4ヵ月の間、3,4日トレーニングをサボってしまいました)
2)今現在の私のセッション時間=1分~20分
今は、毎日セッションはしていません。プレッシャーを感じたり、不安になったときだけですが・・・。
今は、呼吸法と同時に全身弛緩もできるので、フル・セッションでも20分ほど。外出先などで行うときは、1,2分あれば、心も身体もリラックスさせることができます。
今は、毎日、トレーニングしていません。
一度マスターしてしまうと、その都度、その場面だけ使っても、効果が出ます。これも「自己催眠」のスゴイところです。
仕事でのプレッシャーや不安を感じたときは、今でもフル・セッションをするときがあります。
セッションしながら、そのまま寝てしまいますが、起きた時は、心も身体もスッキリしていますね。不思議です!
以上、練習場所と練習時間をお話ししました。