「自己催眠術」解説⑪ステップ7『催眠を解く(終了動作)』

  • LINEで送る
「自己催眠術」解説_催眠を解く(終了動作)

 
私が体得した「自己催眠」について、連続シリーズで解説していきます。
今回は11回目。ステップ7「催眠を解く(終了動作)」について説明します。
ステップとしては最後の説明になります。

以前、お伝えした『自己催眠セッションの全体像7つのステップ』の、
ステップ7『催眠を解く(終了動作)』です。これは以前、「自己催眠術」解説③でもお伝えした内容と同じですが、もう一度、ステップ7としてお伝えします。
 

ステップ7催眠を解く(終了動作)

 
下記の2つのケースでは、必ず「催眠状態を解く(終了動作)」を行ってくださいね。

1)毎回のセッション終了後。
  ・セッションが終わって、「催眠状態」を解き、通常の生活に戻る場合
 
2)セッション途中で、やむを得ず中止する場合。
  ・集中できないとき ・気分が優れなくなったとき ・用件があるとき

自己催眠を解く動作

・催眠状態を解く動作時間目安:10~15秒

【催眠を解く方法(動作)】

① 両手をグー状態に握る
② 両腕を、強めに、ゆっくり曲げ伸ばしする。3回繰り返す。
③ 両足を、強めに、ゆっくり曲げ伸ばしする。3回繰り返す。
④ 目を開く
⑤ 1回、深呼吸する
⑥ 立ちあがるときは、ゆっくりと立ち上がる。
 (急いで立ち上がると、“めまい”を起こす場合があるそうです)
 
あとは、いつも通り(日常生活と同じ)に動いても大丈夫です。

書籍の中には、催眠状態を解かずに、すぐに動くということは、身体にとっては、寝起きをたたき起こされた感じなので、意識がボッーとして…、などの説明があります。ですので、セッションが終わった後の、催眠を解く動作は忘れずにクセづけてくださいね。(私はそういう問題が起きたことは過去ないですが・・・)
 
 
さらに、今まで、何度かお伝えしていますが、
セッション途中で、眠りについてしまった場合は気にせずに、そのまま寝てしまって大丈夫です。気持ちよく寝られるはずです。目覚めたとき、「催眠状態を解く動作」はしなくても大丈夫です。
 
私の場合、「自己催眠」しながら寝てしまいます。そのまま朝まで寝て、朝起きた時に「催眠状態を解く動作」は行っていませんが、何にも問題は起きていません。とある書籍にも、寝てしまったときは終了動作をしなくてもいいとの記述もありますよ。
 
 
この「催眠状態を解く動作」は、指導者や書籍によって、さまざまです。
催眠を解くときは「この動作をする」とあなたが決めてもいいですが、今回は私が普段やっている催眠状態を解く方法についてお伝えしました。
 
実は、私が32年前に自己催眠術を習っていたときは、違う方法で催眠を解いていました。

当時、習った方法がどんな方法だったかというと、、、、
 
「最後に、ゆっくりと深呼吸を10回繰り返すと催眠から目覚める」という暗示を教えていただいたんですが、1分ほど時間が必要なので、ちょっと長いなと感じていました。そこで、書籍で紹介されている催眠の解き方を参考に、その方法を長年使っています。
 
以上、「催眠を解く方法」についてでした。
  
各ステップの紹介で重要な注意点はすでにお伝え済みですが、次回は、「自己催眠」の各ステップを実施するにあたり、いただいた質問を紹介しながらも、もう一度、セッション中に押さえたい3つの注意点をもう一度復習します。
 

SNSでもご購読できます。

コメントを残す

*