小学6年生の給食での出来事によって、心の中だけだった嘔吐への恐怖が、当たり前のように身体に異変が起きるようになってしまったこと、切羽詰まって母に相談、「給食を残してもいい」と母と約束した担任。
約束通り次の日の給食、パンを残しても何も言われず。食べることへの恐怖、給食時間の恐怖から逃れられる喜びを噛みしめながら、今日も晴れやか、元気に登校する私。その日の給食時間に待ち受けていたものは?
給食を残しても何もいわれない。これだけで気持ちが本当に晴れやかに。
1時間目、2時間目、…、給食時間が近づいても、身体に異変が起きない。いつもならすでに異変が起きている。給食時間になっても気持ちに余裕がある。とにかくうれしい。とにかく晴れやか。
おかずを食べ、牛乳は一気飲み。なんとか最低限の量は食べる。いつもになく明るく、笑顔で同じグループのクラスメイトと話をする。話をしながら、手つかずのパン2枚を布巾に包み、それを給食袋に入れようとする。昨日と同じ。今日も残せる。
これでこれからも安心して学校に行けるし、毎日が楽しくなるぞー!
給食時間中の笑顔、久しぶりだ! 変な緊張感もなく、気持ちも晴れやかだ!
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