まずは昔話からです。
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昔々、ある美しい山あいの村に、グレースという女性が住んでいました。
グレースが信じていたことは、「憧れの人のようになれたら幸せになれる」でした。そのため、憧れの人のようになるんだと一生懸命、努力していました。
彼女は、素晴らしいと思う人と出会う度に「私もあのようになりたい」と新たなチャレンジをしていました。村一番、服を作るのが得意な女性を見ては自分も裁縫を極めようとしました。次に、楽器が上手な女性を見ては楽器の練習にも励みました。
しかし・・・、
どれをやっても上手くできませんでした。
グレースは「自分には才能がないんだ」と悩みました。彼女のココロはいつも どんより曇っていました。
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