次のような症状が続くんでしたら、「こんなことくらい」と、そのまま放っておかない方がいいですね。あとで身体にまで、大変な影響が出てしまうかもしれません…。
✓不安がよぎると、眠れなくなり、そのまま朝を迎えてしまう…。
✓上司へ報告するとき、ダメ出しされるかもと、胃がキリキリ痛む・・・。
✓会社に向かうとき、心臓がドキドキしてしまう・・・
✓仕事の休みに、半日以上寝ても身体がダルく、疲れが抜けない…
✓日曜日の夕方になると、明日からの仕事が気になり、憂うつな気持ちに・‥
これらは、ストレスや不安からくる問題ですね。しかも、起こってほしくない未来を想像してしまうことで、生み出されてしまう症状です。
でも、大丈夫です! 改善策はあります!
私ごとですが、小学4年生のある日の出来事がキッカケに、最初はちょっとした「不安」が、やがて大きな「ストレス」に変わり、さらに、その場面が頭をよぎるだけで、身体に“負の反応”が現れるようになってしまいました。恐怖症にまで発展してしまいました…。
私が体験した“負の反応”とは、、、
頭から血の気がサーッと引く、ドッキンドッキンと聞こえるほどの激しい心臓の鼓動、喉の硬直、口、喉はカラカラ、呼吸は小刻みに早く荒く、ピリ、ピリとした手足の先のシビれ、胸がムカムカ気持ち悪く、キリキリと痛む胃、全身が緊張に覆われる・・・。
13年もの間、その恐怖症によって、行動範囲が狭くなり、萎縮し、騙し騙しの生活をしましたが、大きな転機が訪れます。切羽詰まった社会人になる直前、恐怖症を改善することができたんです!
その方法は、クスリを一切使わず、『心の力』で治す方法です。その方法を4ヵ月でマスターし、13年間苦しみ続けた恐怖症を克服しました。それから30年以上経ちましたが、症状は再発しません。
さらに、もっと素晴らしいメリットがあります。その方法は、いろいろな場面で応用できるんですね。例えば、あなたも仕事の不安、将来への不安、対人ストレスが襲ってくることがありますよね。そんなときでも、その瞬間に、自分の力だけで、5分ほど時間があれば、どこでも身体をリラックスさせることができます。心身ともに安定させることができます。信じられないでしょうが、そんな方法があるんですね。
あなたも、冒頭に書いたストレスや不安からくる体の異変が長びかず、睡眠や休養で回復できるならいいんですが・・・。人間には、回復力が備わっているので、多少のストレスなら対応できます。人には適度のストレスも必要なんですね。ストレスが成長する活力にもなるので。
なぜ、イヤな場面や緊張する場面を前にすると、人にはそのような症状が出てしまうんでしょうか。
ご存じのように、
ストレスや不安によって、「自律神経」を構成する「交感神経」と「副交感神経」のバランスが崩されるからです。この「交感神経」と「副交感神経」のバランスが安定している状態が、心身ともに安定している状態になります。
「自律神経」には、汗をかく、食べ物を消化する、心臓の鼓動を一定に保とうとする、など、私たちの意志とは関係なく、身体を安定した状態に維持しようとする働きがあります。「交感神経」は、身体の機能を活発にする神経、「副交感神経」は、身体の機能を休ませる神経と考えてください。
ストレスや不安によって、身体が緊張状態になると「交感神経」が「副交感神経」よりも活発になってしまいます。心臓がドキドキする、胃がキリキリ痛む、お腹がくだるなど、あなたがお望みでない症状が身体に現れてしまうわけです。
あなたに知っておいてほしいことは、「ストレス」が積み重なってくると、身体の回復力が追いつかなくなります。人の体は、気合いで何とかなるほど、都合良くはできていません。ゆくゆくは、あなたがストレスを感じる場面が頭の中によぎるだけで、身体に異変が起きるようになります。次第に慢性的な症状、恐怖症にまで発展しまうかもしれません。過去の私のように。
私が恐怖症を克服した方法は、ポジティブ・シンキングのように、頭の中で「大丈夫! できる!」と唱える方法ではなく、人が持つ『心の力』を使い、体をリラックスした状態にしてから、心に暗示をかけていく方法です。「体から入る」方法ですね。スポーツと同じで、“体で覚える”という原則から入ります。
スポーツと同じで、身体で覚えたことは、忘れないものです。学校の勉強と同じで、頭で覚えたことは、人は時間が経つと忘れてしまうものです。
もし、あなたが、スッキリしない、爽やかな気分になれない日々が続いたとしても、あなた自身が持つ『心の力』で、そんな気分をスカッと吹き飛ばしてくれます。そんな方法です。
生涯、ストレスや不安と上手く付き合うことができます。(ストレスや不安は、私もイヤですが・・・)。あなたもその方法をマスターすると、これから先、大きな、大きなあなただけの武器になりますよ。
あなたが、もっと、もっと輝くための第一歩になるかと…。