あなたは、やる前からあれこれ良からぬことばかりを考えていることはありませんか?
些細な話です。何気ない出来事。
でも、“自分も改めて気を付けないと”・・・、と感じた話。
「その日って、空いていますか?」
カミさんが新しい職場で働き始めて、2週間。
職場仲間からそう声を掛けられたらしい。
「はい…、空いてますけど、何か・・・」
えっ、何でとの思いながら答えたらしい。
「その日、みんなで、長野県の○○に行く予定ですが、ご一緒にどうですか?」
「え、えっ、いいですよ…」
空いているって答えちゃったから、そういう言うしかなかったとカミさん。
家に帰って、私に、
「・・・で、行くことになっちゃったけど、気が乗らないな…。空いてますか? て聞かれたら、どうして? って思うけど、なかなか聞けないよね。入ったばかりだし。イヤな人はいないけど、そんなに仲がいいということもないし…。行きたくないな…。お付き合いって面倒だし…」
そんな会話。
「確かに、僕も気が引けるな。飲み会なんかでも、その日、予定ありますか? とか最初に聞くけど、ハッキリ、飲み会を開くからって最初から言ってほしいよね。でも、知らない場所に行くんだから、新たな発見はあると思うから…。あったら、野沢菜の辛み漬け買ってきて」
と、気持ちを理解しながらも、頑張ってねという意図をカミさんに。
それから、その当日までの4日間、
「あぁ、行きたくないなー」
「気が重いなー」
そんなこと言葉ばかり…。
私も
「気持ちは解るけど、美味しいところ知ってそうだから、美味しい昼ご飯も食べられるだろうから…」
そう答えるのが精いっぱい。
当日の朝、嬉しそうでも、楽しそうでもなく出掛けるカミさん。
夕方、16:30ごろ、玄関のカギが開く音。カミさん帰宅の気配。
すると、玄関からレジ袋の音が聞こえる。3,4袋くらいありそうな大量な感じ。
「おかえり」
ご機嫌はどうなのか?
お出迎えすると
「みかん、リンゴ、そしてこのお菓子。これみんなが「これ美味しいよ」ってオススメしていたもの。…、今日は、私の歓迎会だったようで、みんなでそこに行くことにしたんだって」と笑っていた。
もちろん、私も恩恵を受けて、美味しいお菓子を口にした。
(冒頭のタイトル画像には、長野県駒ケ根の美味しいお菓子、『ちいず ぷっちい』『まゆ』を載せました。ホント、旨い!)
よくある話しかもしれませんが、
やる前は不安だったり、気が乗らなかったり、あれこれネガティブな想像してしまったりするのは、とても解ります。
あれこれ考えず、まずやっちゃって、
その結果から、で、どうだったか? の判断しましょう!
と改めて自分に言い聞かせることができる出来事でした。
同時に、美味しいお菓子と巡り合うことも! (カミさんのお陰ですが)
あなたも、やる前からあれこれ良からぬことばかりを考えていることはありませんか?
動かないと新たな発見や恩恵には出会えませんから…。恐怖症を治したいなら、考えすぎず、ドアをたたいてみましょう。