先週、
【潜在意識は、違和感を覚えたら、また
疑問を感じたら、答えが出るまで考え続ける】
という性質を利用して、
『ピロー・クエスチョン』を紹介しました。
これは、
『眠っている間に答えが出てくる質問法』で
いいアイデアや答えが見つからない場合、
その場で答えを出す必要はありません。
寝る前に、
『あなたにとって、都合の良い質問を用意、
明朝までに答えが得られると暗示をかけて
眠りに入る』・・・これだけ!
そうすると、翌朝までに、本当に
いいアイデアが思いつくことが多い!
という話をしました。
今回は、その『ピロー・クエスチョン』で、
気をつけてほしい【質問の方法】をお伝えします。
潜在意識の、ある性質を知っておくだけで
良いアイデアが生まれますよ!
その潜在意識の性質とは、
【潜在意識は否定語を直接処理できない】です。
どういうことかと言うと、
- 「○○できないのはどうして?」
- 「なぜ、あのようなことが起こった?」
- 「できたらいいな」
のような質問や言葉はNGです。
1.の場合は完全に否定語が入っていますよね。
「できない」ではなく、
「できている」前提で、さらに進んだ質問にします。
これが都合の良い質問です。
良い質問とは、例えば、
- 「今の会社で、自分の才能がさらに開花し、もっと夢中になれる仕事は何か?」
- 「自分の人生がもっと良くなるために今すぐ取り組むことは何か?」
- 「たくさんの人の前で、リラックスしながら楽しんで演奏している自分ってスゴい!」 (質問形式ではないですが)
このような質問を寝る前に強く念じてください。
“やってはいけない” 質問は、
- 「緊張しない自分になるには?」
- 「できないのは、どうして?」
「緊張しない」という否定語を使うと
最初に緊張している自分を思い浮かべるのが
潜在意識なんです。
「ピンクのキリンを想像するな!」だと
ピンクのキリンを想像するしかありません。
2.の場合、否定語はないけれど、
過去にすでに起こってしまった出来事の
原因に焦点を当ててしまうと、
「なぜ、そうしてしまったのか?」など、
変えられない過去に焦点が当たり、
自分を責める方向に向かってしまいがちです。
いい質問に変えるには、
「その出来事から、何が学べたのか?」ですね。
3.の場合は、
“今、できていない”前提が含まれるため、
否定的な質問になってしまいます。
以上のように、
寝る前に、
『あなたにとって、都合の良い質問を用意、
明朝までに答えが得られると暗示をかけて
眠りに入る』
それだけで、
潜在意識は、あなたにとってのベストな答えを
夢やメッセージとして表現してくれます。
意識の95%以上を占める潜在意識のパワーを信じ、
潜在意識に素直に従っちゃいましょう。
それが、
ストレスや不安からココロやカラダを守り、
健康的で、才能が開花し、より良い人生を
歩む方法なのです。
以上です。