ポジティブ思考は逆効果なのか?

  • LINEで送る
ポジティブ思考は逆効果なのか?

 
あなたが、ピンチを迎えたとき、心の中で、
 
「心配するな!」、「大丈夫!」、「できる!」って、
 
強く思ったことがありますか?
 
その結果って、
 
あなたが望んだ結果につながったことはありますか?

ほとんどの場合、ポジティブなことを強く願っても、得たい結果が得られることがないのではないでしょうか…。

もちろん、ポジティブな言葉を強く言い聞かせて、ピンチを切り抜ける方もいます。そういう方は、おそらく、そのような言葉をかけると逆に心が落ち着くように自分をコントロールできる方なんじゃないかと思います。

ピンチを迎え、身体が緊張している状態で、いくらポジティブな言葉をかけても、身体は思ったようには動かないのでないでしょうか。とくに恐怖症の場合は。

 
もちろんポジティブな考えは必要です。

ただ、

『どういうタイミングでポジティブな考えを使うのか? イメージするのか?』

それが、大切だと私は思うんですね。

では、どのタイミングでポジティブな考えを使えばいいのか…。

私は、身体が緊張しているときではなく、リラックスしているときにポジティブな考えをイメージするのが、いいんじゃないかと考えています。

「ピンチの場面で、簡単にリラックスできるわけがない!」

と思われるでしょう。

でも、ピンチの場面を迎え、緊張が走っても、心も身体もリラックスさせることができるのが「自己催眠」ですね。

自己催眠術は、頭からではなく、まずは体から先に弛緩させていく方法です。全身をリラックスさせていき、全身がリラックスできたところで、自然にポジティブなイメージを頭の中に創っていくんです。そうすると、今は苦手な場面でも、次第にその場面でも心も身体も落ち着いていく…というものなんです。

この「体から先に」というのが大切なんですね。それからポジティブなイメージを創って、身体にリラックス状態とポジティブなイメージを覚えてもらう…。そのトレーニングをしていくと、必要に応じて(つまり、いつでも、どこでも、あなたの心の力だけで)、身体も心もリラックスした状態を作り出す方法といえるんですね。

「全身をリラックスさせるだけの時間なんて取れないよ!」

とも思われるでしょう。

「自己催眠術」を体得すると、1,2分あれば、緊張を和らげ、心を落ち着かせながらもポジティブなイメージを創ることができるんですよ。もちろん、トレーニングは必要ですが、スポーツ選手のように過酷なトレーニングではありませんよ。

SNSでもご購読できます。

コメントを残す

*