行動力がスグにアップする思考法

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不安や恐れから、

なかなか思うように行動できない、

行動に移せない場合、

 

「どうすれば、スグ、行動に移せるのでしょうか?」

それをテーマに考えてみましょう。

 

私なりの結論です。

新しいことにチャレンジしようとしたときに

もし、大きな不安がココロを覆ってきたら

『命を取られるわけではない』

あくまで私の場合ですが、かならず

そう自分に“おまじない”をします。

 

 

人間に限らず、動物にとって、

一番恐れることは『死』です。

 

動物が持つ一番の怖れであり、

それが生まれ持った本能ですから。

 

脳には『1秒たりとも長く生きる』

という最優先の課題があって

それを全うしようと働きます。

 

「知らない世界は何が起きるか?」

それが、まったく予想ができないから

脳が、命にかかわるかもしれないと感じて

不安や恐れとしてシグナルを出します。

 

 

ニュアンスが違うかもしれませんが

昔、あるTV番組で、ある野鳥の

ドキュメンタリー番組を観て

衝撃を受けたことがあります。

 

残酷と思われる、

その野鳥の巣立ちの話をします。

 

親鳥が、高い鉄塔上に作った巣の中で

6羽のヒナを育てていました。

 

何度も、何度も、親鳥はヒナにエサを運び、

夜になると巣で身体を寄り添い眠ります。

 

いよいよ巣立ちという大きさまで

ヒナが育ったとき、

 

何と、親鳥は、

子どもたちを1羽1羽、順番に

身体で押したり、翼を広げたりして

子どもたちを巣から追い出そうとします。

 

巣立ちの時です。

 

子どもたちは、怖くて

なかなか巣から飛び立ちません。

 

子どもたちは、なんとか親鳥に巣から

落とされないように、必死で

狭い巣の中で逃げ回ります。

 

すると、1羽が

ぎこちない飛び方ではあるものの

巣から何とか飛び立っていきました。

 

そして、もう1羽、さらに1羽と

大空に何とか飛び立っていきました。

残り3羽になりました。

 

親鳥は、容赦しません。

身体を張って、巣に残っている子どもを

巣から追い出そうとそうとします。

 

次の1羽は、巣から落とされた途中、

必死で翼を広げ、大空に羽ばたいていきました。

 

残った2羽はどうなったでしょうか?

 

残念ながら、巣から落ち、

短すぎる生涯を終えました・・・。

 

 

恐らく、飛ぶことを恐れたりしていては

“この先、自然の中では生きていけない”

という苦渋の決断を親鳥がしたのだと思います。

 

残酷に思えましたが、おそらく

鳥にとっては、自然界で生き残るための

最初の試練を与えたのでしょう。

 

しかしながら、人間社会では、

そこまでされることはありませんよね。

 

幸い、私たち日本人は、独裁国家と違い、

運よく、いろいろなことにチャレンジできる国に

住んでいます。(政治はダメですが)

 

この環境を活かさない手はありませんよね。

突発的な事件や事故に遭わない限り、

命まで取られるまでのことはありません。

 

 

もし、あなたが、

「行動したくても怖いなー」とためらっているなら

 

「命を取られるわけではないし・・・」

そう“おまじない”をして、開き直って行動してみましょう。

 

 

「大丈夫!」と思って行動したとしても

「不安で仕方ない・・・」と思って行動したとしても

得られる成果や結果はほとんど変わりありません。

 

ですから、

「命を取られるわけではないから大丈夫!」と

“おまじない”をしてチャレンジしてみることを

オススメします。

 

この思考が、

スグに行動力をアップさせる考え方だと
私は思っております。

 

今回は以上です。​

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