今、どうしても欲しい商品が『muse』という商品。サブタイトルが、『ブレイン・センシング・ヘッドハンド』。
これは、脳の状態を音とグラフで解る!と機能をもった商品、らしい…。
なんじゃそりゃ?
そう思われるでしょうね。
そのヘッドバンドをかけて、瞑想すると、
1、活動状態
2、ニュートラル状態
3、落ち着いた状態
この3つの状態のどれに当たっているかを瞑想中に音で知らせながらも、瞑想後はそのセッションでの状態がグラフ化されて、結果を知らせてくれる商品らしい・・・。
なぜ、その『muse』が欲しくなったかというと、、、
話しは1988年にさかのぼる…。
会社員まであと1ヵ月半。
私が恐怖症克服にむけて、切羽詰まりながらも自己催眠トレーニングをしている・・・。
催眠状態に入っているかを知らせるために、メトロノームくらいのサイズのα波検出機がカウンセリングセンターに置いてありました。セッション前に、その検出機をON。姿勢から始まり、呼吸法、暗示によって、身体、心を次第に落ち着いた状態にしていく…。
セッション開始直後は、まだ脳が活動状態なので、α波検出機は何も反応しません。セッションが始まって、次第に、身体や心が落ち着いた状態になってくると、脳からのα波を検知したα波検出機が、鈴虫が鳴くような音を出すんですよ! 「リーン」って。
催眠状態に入ったか、入っていないかの段階では、その音は短く、途切れ途切れに「リーン」と検出機から聞こえてきます。脳からα波が出てきましたよ、つまり身体がリラックス状態に入ってきましたよという知らせです。
セッションが進み、心も身体も落ち着けば落ち着いてくるほど、催眠状態が深くなります。脳からα波が連続して出ている状態になります。すると、検出機もそれに反応します。「リーン、リーン、リーン・・・」と長く、連続的で、音もやや大きくなります。
このα波検出機の音によって、
「(今のこの身体の状態が、催眠状態なんだ!)」
というのが判るわけです。そして身体でその状態を覚えていきます。
当時はそうやって脳の状態、身体の状態を確認しながらトレーニングをしていました。
話しを2019年に戻します。
自己催眠術を体得している私は、そのα波検出機がなくても、催眠状態はどんな感じなのかの感覚を、すでに身体が覚えているので、まったく困りません。しかし、催眠状態って、どんな感じなのか? を言葉で人に説明しても、相手にはその感覚がよく判らないものです。
「こんな感覚になったら、そうなんですかね?」
「そんな感覚になったら、身体も心もが落ち着いて、α波が脳から出ている状態と考えていいよ」
私が経験したように音などで、催眠状態が判ればいいなとしばらく思っていました。
ネットで調べてみると、1万円くらいのものから50万円くらいまでの脳波を調べる検出器があります。もちろん、高価な装置なら間違いないんでしょうが、手が出ませんよね。
価格と口コミから『muse脳波計』が候補かな・・・。
価格は約2万円か・・・。
口コミも、期待できる効果がありそう…かな。
・α波が出せている事を知覚できるということが習慣化する上でとても手助けに・・・
・この脳波計を使用し、鳥のさえずりを聞き、瞑想後の波形図を見ることで客観的に状態を確認できるようになりました…
・脳波を図って落ち着いてる時はピヨピヨ鳥が鳴いて、落ち着かないと泣きません
(Amazon販売サイトの口コミから抜粋)
瞑想中は、アプリを通じて、スマホからその状態に応じた音が出され、耳から脳の状態が判る…、そしてセッションが終わった後、その状態がグラフとして目で見られる・・・、らしい。
でも、この商品、本当にタイムリーに脳の状態がわかるものなんだろうか????
信じていいんかい????
「(試したいな…、でも2万円払って、もし期待外れだったら…)」
『muse』の機能に期待を持ちながら・・・、
何度も口コミを読み返す…、
試したい…。
でも、期待外れだったら…。ウジウジ…。
「(普段、言っているじゃないか! やる前から、あれこれ言わずに、まずはやっちゃえ!)」って。
葛藤しながらも、「えい! 投資・・・」と購入ボタンを押し、
・・・ちゃった!
さて、その結果はいかに…。