人は、年を重ねるごとに、新たな環境に飛び込むことに臆病になり、今の生活や環境を守ろうとします。これは、脳の性質でもあります。予測しやすい今の環境を維持することを脳が好むからです。
しかしながら、
選んだはずの現状維持の環境の中でもかならず、新たな欲が生まれます。これも脳の性質で、現状維持を好みながらも、マンネリを嫌います。そして、新たな欲が生まれるのです。「今のままで本当にいいの? もっと快適で、もっと楽しい環境があるはず・・・」って。
そうやって、ココロの中に迷いや葛藤が生まれます。
とはいうものの、脳の最優先する使命でる『1秒たりとも永く生きる』が強く働きます。新しい環境に進むことは、予測できないことばかりで、多くの危険を感じるため、ほとんどの人が現状維持を選択します。
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