夢を追うのは もう止めにしましょう!?

  • LINEで送る
夢を追うのは もう止めにしましょう

まずは、このお話しから・・・。

***************

昔々、ある村に、サクラという
上品で、働き者の女性がいました。

サクラは幼い頃から、絵を描くのが好きで
20歳の頃までは、楽しく絵を描きました、

しかし、
「周りの人のように上手く描けない」と
自分の絵に自信を失い、絵を描くことを
やめてしまいました。

それ以降のサクラは、
日々の仕事に追われながら、ただただ
生きるだけ、平凡な日々を過ごしていました。

ある日、その村に、
長旅をしている画家がやってきました。

画家は、あるアトリエで、
ココロ奪われる絵を見つけました。

その絵の自然な美しさと色合い、
湧き出る躍動感にココロを奪われました。

画家は、アトリエの主人に聞きました。
「この絵を描いた人は、どのような人ですか?」

主人は言いました。
「ああ、その絵は、この村に住む、
 サクラという女性が描いた絵ですよ。
 でも彼女は絵を描くのを止めました」

画家は、アトリエの主人から聞いた
サクラの家を訪れ、サクラに尋ねました。

「あなたの絵には、美しさだけでなく、
 ココロ暖まる不思議な温かさを感じます。
 そして人情あふれる色合いも素晴らしい。

 どうして絵を描くのを
 やめてしまったのですか?」と尋ねました。

サクラは答えました。
「私には才能がないと感じたからです。
 他の人のように上手く描けないから。

 正直なところ、ココロ残りはあるのですが、
 もう絵を描かないと決めています」

すると、画家は優しく微笑みながら言いました。

「いいかい、才能とは最初から
 完璧にできることではないんだよ。

 上手くいかないかもと思いながらも
 やりたい夢に向かって少しずつ歩んでいく

 その道のりが才能を育てるんだよ。

 夢をあきらめると、もう
 その先には何も残らないよ。
 ただ生きているだけになってしまうよ。

 でも、夢を追いかけていくと
 ココロに楽しみが生まれ、それによって
 あなたの世界、才能が鮮やかになるのですよ」

画家の、あまりにも的を得た話しに
サクラは、強く胸を打たました。

「そうか! もう一度、やってみよう!」

サクラは、筆を手に取りました。
久しぶりに描く絵で、少し戸惑いましたが
ココロがダンスのように踊るのを感じました。

思うがまま、少しずつ形を描き、色を重ね、
これまでのココロの想いを一気に解放して
キャンバスに絵を描いていきました。

サクラは、絵を描くたびに、自分の絵が、
自分のイメージ通りに変わっていくのを見て
自分の直観を信じる力を取り戻していきました。

やがて、サクラの絵は、多くの人に認められ、
多くの人のココロを癒し、希望を与えていきました。

「夢を捨てず、本当に良かった・・・」
サクラはココロの底から感じました。

それからのサクラは、どんなに難しいと感じても
叶えたい夢に向かって進むことを楽しみました。

彼女のその姿は、
人々に励ましと勇気を与え続けました。

サクラ自身もココロが爽快感で満たされ、
笑顔が絶えない生活を送りました。

おしまい
***************

「きっと上手くいかない・・・」
「どうせ私にはできない・・・」など

やってみる前に、そのような疑いがあるなら
その夢は諦めましょう

私はそれをオススメします。

たとえば、
「恐怖症を治したい!」と言葉にするものの
「やってみる」前に、ためらう方がほとんど。

そういう場合は、そもそも
・「どうせ治らない・・・」
・「治らなかったらどうしよう」という
ネガティブな想いにココロが支配されています。

つまり、やる前から
本気で「治そう!」とは思っていないのだと
恐縮ながら私は感じます。どのようなことでも、それでは
いい結果が出るはずがありません。

本当に叶えたい夢なら、
一旦 諦めかけていたにも関わらず
ココロに引っ掛かり続けます。

時が経って・・・、
「もう一度、やってみよう!」となれば
それこそ、本当に叶えたい夢なのでしょう。

その瞬間、疑いが吹き飛び、覚悟ができ
夢の現実化にグーンと加速するはずですよ。

今回は以上です。

  • LINEで送る

SNSでもご購読できます。

コメントを残す

*