前回の記事で「達成感が味わえる目標設定のコツ」なんて、エラそうなことをお伝えしました。今日、たまたまジョギングしているときに、「(続けられる目標にして良かった!)」と自分自身ながらも感じたことがありましたのでシェアします。
前回の記事で、、、
『ジョギングを始めるとき、緩い条件を並べてタートしました』とお伝えしました。
その緩ーい条件とは、、、
1)週末の仕事休みに走る。雨の日や予定がある日は走らなくてもOK
2)2~3kmを、ゆっくり時間をかけて走ればOK。
3)100メートル走って「今日はちょっと」と感じたら、そこで止めてもOK
・・・という3つでした。
毎回、走る前はケガをしないように、準備運動を十分に行ってから走ります。とくに足と腹筋の準備運動はしっかりと行います
今日も、いつものように、しっかりストレッチをして走りました。
しかし、、、
300メートルほど走ったところで、左の脇腹がやや痛くなってきました。走ったときに起こる脇腹の例の痛みです。激痛ではなく、ちょっと痛いという感じのです。あなたも走ったとき、同じような経験されたことがあるかとは思います。この脇腹の痛みって、気になって、走るのを止めたくなりますよね。
ジョギングをはじめた当初、上記3つの条件を付けて始めたため、3)の『100メートル走って止めることもOK』としていたので、すでに今日の目標はクリアなんです。
「(脇腹、痛いし、あと1.7kmは歩こうかなっ)」と思いましたが、
そこで条件2)の『ゆっくり時間をかけて走ればOK』を思い起こしてみました。
ここで、歩いても目標は達成!でも、
歩く前にもう1つの『ゆっくり走ってもOK』をやってみました。走る速度をさらにゆっくりに・・・。
すると、、、
不思議なことに、左の脇腹の痛みが、少しずつ収まっていくではありませんか!
もう3年以上も、「週末出来る範囲だけジョギング」をやっていますが、そんなことは初めて!
ゆっくり走りながらも、「(また脇腹が痛くなったら、歩こう)」。
そう考えながらも、
脇腹の痛みは再発せず、無事にいつもの2kmのコースを走り終えました。
もし、ジョギング始めるときに、
『最低2㎞は走り切る』
そんな目標を立てていたら、、、おそらく、
脇腹が痛んだ瞬間に、「(目標が達成できなくなる)」、「(何とか走り切らないと!)」と、自分を追い詰めていたかと思います。走る速度を落とす考えも浮かばなかったんじゃないかとも思います。
目標って、その目標に向かって続けられることが大切であって、自分を追い詰めるものではないと改めて感じることができたんですね。
世の中には「目標はできそうもないくらい高い目標を立てよ」、、、という方も見えますが、それは正しいし、間違ってもいませんが、人それぞれの話だと私は思います。
継続していくためには、どんな目標の立て方がいいのか?
高い目標を立てて、それに向かって続けられれば理想的ですが、続けるために『できそうな目標を立てる』ことも大切だと私は思いますね。
高い目標を立てて「自分は続かない人間・・・」と自分を否定してしまうのか?
できそうな目標を立てて「そういえば、あれから続いているよな。できているじゃん」と自分を肯定するのか?
どちらが、前向きな気持ちになれるでしょうかね?
人と比べず、人に流されず、
あなたが、肩の力を抜いて、コツコツできることからまずは始めてみませんか?
続かない高い目標を立てるより、
続けられる目標を立てて、それをクリアしていくことの方が、自分を信じる力が身に付いていものではないでしょうか。