『「悩んでいる」ということは、実は「どっちでもいい」からこそ悩んでいる』
この言葉も、以前お伝えした『神さまとのおしゃべり』(「さとうみつろう」さん著 サンマーク文庫)という本の中にある言葉です。その本では『悩んでいるということは、実はどっちでもいいのだ法則』と名付けています。
悩みとは、選択肢があるからこそ悩むもので、選択が1つしかなかったら、悩みなど生まれない。選択肢が2つある場合、実はその本人は「答えはどっちでもいい」と思っているから悩んでいるんだって。
とても面白く、素晴らく、斬新な教えですよね。
さらに、、、
例えば、2つの選択肢A,Bがあったとして、明らかにAがベストなら、悩まずにAを選ぶはず。それを選べずに悩むようなら、Aを選ぶか、Bを選ぶかは結局「どっちでもいい」から悩むとのこと。
『明日からどうやって生きていこうか?』という漠然な悩みも、実は次のA、B、2つの選択肢があって、「どちらでもいい」から人は悩んでいるってこと。
A:『明日からも自分でどうにかできるはずだ』
B:『明日からは自分ではもうどうにもできないはずだ』
実は、2つの選択肢があるようだけど、Bなど選ぶ人はまずいない。Aを選ぶはず。だったら悩まずに行動を起こせばいい。本人自身が『明日からも、自力でどうにかできる!』と深層意識ではそう思っているもの。
だからこそ、、、
『悩むだけムダなので、まずは悩むことを止める。なぜか「どっちかにしなければならない」と義務感を感じて苦しんでいる。とにかく悩むことをすぐに止めなさい。「悩み」が持つ魔法が、悩みから人間を抜けだせなくしまう前にな』。そして、、、
『大丈夫。大切なのは勇気だけじゃ』と、この本は教えています。
これまでの話しを聞いて、あなたの悩みがスーッと消えるわけではないでしょうが、「考え方」という面で、参考になればいいかと思っています。
例えば、「自信を持つ」も同じですよね。「自信」って、「自分を信じること」ですが、
A:「自分を信じるか?」
B:「自分を疑うのか?」
あなたはどっちを選びますか?
悩まず「A」を選ぶはずです。
そもそも、自信って、基準も根拠のないものです。さらに、自分の心の中で持つものなので、誰かに「私は自信があります」って、宣言するものでもありませんよね。
自分を信じて、悩みから解放されましょう。
人生は常に選択の連続です。
お互いに、楽しいこと、ワクワクすること、嬉しいことを選択していきましょう!
そして、少しずつでもいいから、前に進むように行動していきましょうね。
P.S
『神さまとのおしゃべり』(「さとうみつろう」さん著 サンマーク文庫)はご家庭に1冊オススメですね。物事の考え方、捉え方に大きな気づきや発見がある名作ですよ。