忘年会の賛否が、この11月、12月になると目に入ってきちゃいますねー。
僕は本来、飲み会は好きですが、本当に楽しめる相手だけとしか行きません。この10年くらい、会社の忘年会、新年会、夏祭りの参加は拒否しました。行くだけで社長、管理職に対するストレスを感じるようになりましたから…。意味なくストレスを感じる行事ほどむなしいものはありませんよね。
忘年会などの会社の企画に対する僕の考えは、、、
『その職場で自発的に開催したい声が出れば、その人たちだけで開催する。周りから声が出なければ開催しない』
それだけのことです。私はそれを貫いてきたつもりです。
とはいうものの、中には、
会社や職場によっては、出席して当たり前のような、強制的な空気がありますよね。それって、そういう考え方をする会社側、管理職側に大きな問題、大きな勘違いがあると私は思うんですよね。
なぜ、忘年会のような会社の企画が嫌われるのか?
僕の考えを、会社側、管理職側に向かってハッキリ言います! というか、言っていました!
①「何が本来の目的なのか?」 オマエの自慢や説教なんて聞きたくないんだよ!
②そもそも部課長の挨拶なんて、要らないんだよ!
③本当にやりたいなら、自分で幹事をやれ! すべて自分で運営しろ!
④人に幹事を任せるなら、すべてを任せておけ! 口を挟むな! あとで企画の評論をするな!
⑤メンバーを労うなら、席に座ってないで、自分から動け!平等に話しかけろ!
⑥「今日は無礼講、普段言えないことを・・・」。それはな、
普段、コミュニケーション取れていないからなんだよ!
⑦「無礼講」っていうオマエが信頼されていないんだよ!
⑧メンバーに断りなく、部長、部門長を勝手に誘うな!
⑨メンバーにお酌させるな! 自分で注げ!
⑩周りをしっかりと見て、メンバーを孤立させるな!
⑪そもそも、出欠なんて自由に選択できるもの!
こんなことすら解らない会社、管理職から忘年会に誘われても、心から行きたいとは思えないんだよ!
なぜって、、、
主役がオマエ、もしくはオマエの上司なんだよ!
本当の主役は、オマエを支えるメンバー全員なんだよ!
・・・
ちょっと熱くなってしまったので、心を落ち着かせて・・・。
結局、会社、管理職、職場に魅力があってこそ、忘年会などの企画は成り立つものではないしょうか。魅力があれば、管理職が声を出さなくても、メンバーから声が上がってくるものです。
そもそも、会社の組織は、価値観が合う/合わない関係なく、会社や管理職が一方的に決めたもの。関係性など薄いものです。そこに忘年会などの企画で関係性を深くしようという考え方がおかしいと私は思うんですね。
人間なので、どうしても好き/嫌いはあって当然です。ですが、普段の仕事の中で、フォローしていくことで、信頼関係は築けます。信頼関係が築ければ、自発的に「こういう企画でさらに楽しみたい」と思うものです。
普段の仕事の中で、メンバーと信頼関係を築き、メンバーから自発的に忘年会の話が出たとしても、やはり参加したくない方も必ず出てきます。それはその人の自由です。その人の選択だけの話です。バカな管理職は、そこに評価・査定を入れちゃうから、出席することに義務感が出ちゃって、結局、くだらない時間、ストレスを感じる時間になってしまうんですね。
選択権がない、ストレスを感じる企画は、相手の時間やお金を奪うだけでなく、仕事に対する喪失感も生むものです。
忘年会、新年会、夏まつりなど、会社行事をこのまま続けるなら、会社側、管理職側は「そもそもの目的は何?」を、表向き、建前ではなく、真剣に考えてほしいものですね。慣例行事なら止めてほしい。これは普段の仕事に対する指示も同じなんですね!
忘年会の賛否というより、、、
◆普段、会社や管理職がメンバーをどう扱っているのか?
◆メンバーへの指示に対して、明確な理由が説明できるのか?
◆日常のコミュニケーションの中でメンバーとの信頼関係が築けているのか?
それが本質的な議論だと考えています。
上の顔色を伺って、管理職になった方々には解らないことでしょうが・・・。