人から感謝されることは、確かに
とても幸せな気持ちになるものですが、
他人の評価や見返りを
期待するようになってしまうかもしれません。
あなたらしい幸せを感じるために
何が一番必要でしょうか?
まずは、このお話しから・・・。
***************
昔々、山奥の村に、セリアという
ココロ優しい女性が住んでいました。
セリアはいつも村人のために働き、
困っている人がいれば
すぐに手を差し伸べました。
しかし、村人たちは
セリアの親切を当然のように受け取り、
セリアに感謝の言葉を発することは
ほとんどありませんでした。
ある日、セリアは
山を越えて隣の町に出かける用がありました。
その道中、道端に一匹の小さな鳥が
傷ついてうずくまっているのを見つけました。
セリアは小鳥をそっと抱き上げ、
自分のハンカチの中に優しく包みました。
「大丈夫だよ、私が助けてあげるからね」
セリアは、小鳥を大切に抱えながら、
隣町を目指して歩きました。
町に着くと、小鳥のために薬草を探し、
一晩かけて、小鳥を看病しました。
翌朝、小鳥は元気を取り戻し、
「ありがとう」と言いたげに
小さいながらも元気に鳴きました。
セリアはその姿を見てココロ温まりました。
鳥が飛び去っていくとき、セリアは思いました。
「鳥さんですら、感謝の気持ちを私に
見せてくれたのに、どうして村の人たちは
私が親切にしてもありがたいと思って
もらえないのかしら・・・」
村への帰り道、
不思議な光がセリアの前に現れました。
その光の中から、輝くような女神が現れました。
女神は優しく、セリアに語りました。
「セリア、あなたはどうして、人からの
感謝や賛辞がそれほどほしいのですか?」
セリアは驚きましたが、正直に答えました。
「私がいくら親切にしても、
誰も私に感謝してくれないのです。
私がやっていることが、
人の役に立っていることなのか、それとも
迷惑なことなのか、判らなくなります」
女神は穏やかな笑顔を浮かべました。
「セリア、よく考えてほしいのだけど。
あなたはココロのどこかで、人から感謝され、
その見返りがほしいと思っているのかも
しれませんね。
例え、感謝されなかったとしても
あなたがココロから『良いことをした』、
『役に立てた』と感じるなら、それで
十分ではないでしょうか。どうでしょう?
自分の行いに、自分で誇りを持てば、それが
あなたを幸せにする力になるのよ。
幸せは、他人の賛辞や他人からの感謝で
決まるものではなく、
あなた自身がどう受け止め、どう感じるか、
それが幸せになれる秘訣なのよ」
女神の言葉を聞いたセリアは、
ハッと気づき、女神に言いました。
「確かに、誰かのために何かをした時、
私のココロは温かさでいっぱいになります。
温かさを感じたそのとき・・・、
とても幸せな気持ちになります」
それからの、セリアは
他人の賛辞や感謝の言葉を求めず、
自分のココロが満たされればいいと
思うようになりました。
村人たちから、たとえ感謝されなくても
セリアは自分のしていることに誇りを持ち、
自分自身の行いを認めることで、
ココロ穏やかに、幸せを感じ、
過ごすことができるようになりました。
おしまい
***************
他人からの賛辞や感謝を求めても
本当の幸せはやって来ないかと思います。
やがて他人の評価や見返りを
期待するようになり、いつまでも
それらに振り回されるようになるでしょう。
「自分は人の役に立てている」と
自分で、自分を認めてあげましょう。
その「自己満足」こそ、穏やかな気持ち、
幸せな気持ちになれると思います。
もちろん、
他人から感謝されることはうれしく、
幸せな気持ちになります。
でも、それを求めてしまうと、いつの間にか
人から感謝されることが目的になってしまい、
自分を苦しめることになるでしょう。
自分の行いに誇りを持ち、
自分自身の行いを、自分で認めてあげること、
それが幸せになれる秘訣だと思います。
今回は以上です。
【ご提供オンラインプログラム例】
- 不安や緊張から解放されるDRMプログラム
- 睡眠の質をグーンとアップさせる睡眠改善プログラム
- 理想の現実を手にするプログラム
- 折れない自信を手にするプログラム
- 本当にやりたいことを発見するプログラム
- 嘔吐恐怖症改善プログラム
- 大事な場面で自分の力を発揮するプログラム
- 自分の本当の価値を知りハツラツと生きるプログラム
#生きていく自信がない50代
#50代女性生きていく自信がない
#モチベーションアップ
#モチベーションをあげる
#潜在意識の書き換え
#嘔吐恐怖症克服
#嘔吐恐怖症克服したい