次第に寒くなり、いよいよ冬本番ですね。
私が嘔吐恐怖症を抱えていた13年間は、季節の中で、冬がとても嫌いでした。気持ちが暗くなり、沈む季節・・・、今思えば、そう思い込んでいました。その影響からか、恐怖症から脱した後も冬嫌いが続きました。
気持ちが寂しく、暗くなりました。早く春になれ、と思っていました。
27歳のとき、思い切ってスノーボードを始めてみたら、ガラリと冬の印象が変わり、楽しさに加え、ゲレンデの美しさ、雪化粧の山々の美しさも加わり、冬が大好きになりました。
それ以来、春、梅雨、夏、秋、冬、すべての季節が日本の風情であって、魅力的な日本を創っていると思えるようになりました。季節感があって、自然や文化が美しい国に生まれて、とてもラッキーだと今でも思っています。
もし、あなたが、冬は寂しく、暗い季節だと感じているのでしたら次の「桜」の話しを聞いてくださいね。
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桜の花が咲くプロセスは、私たちの人生に多くの教訓を与えてくれます。桜の花が咲く期間は数週間と短いですが、その美しさは、待ち望んでいたものが最終的に実る瞬間を象徴しています。桜には希望、忍耐、そして美しさがいっぱい詰まっています。
しかしながら、この美しい瞬間が訪れるまで、1年かかります、次々と美しい花を咲かせることはできません。美しい花を咲かせて、人のココロを癒すためには、1年かかることを教えてくれます。
桜は花が散ると、すぐに次の開花に備えます。冬の寒さに耐え、春を迎える瞬間、美しい花を一気に咲かせます。同じパターンで1年を過ごし、何十年も、繰り返して、春になると人のココロを癒してくれます。
この桜が美しい花を咲かせるプロセスは、まるで困難や試練に立ち向かう私たちの生活を反映していると思いませんか?ココロが寒いと感じるとき、大きな壁が現れても、希望と忍耐を持ち続けることで、美しい瞬間が必ずやってくるのです。
桜は教えてくれます。桜が美しい花を咲かせるプロセスは、私たちの成長と学びに似ています。
目標や夢も、すぐに達成されることはほとんどありません。少しずつ段階的に現れるものです。冬の寒さを乗り切った後、桜が咲くように、私たちの成果も、春のポカポカした暖かい日差しのように現れてくるものなのです。
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もし、あなたが今、何かに取り組もうとしている、もしくは何かに取り組んでいるのなら、桜のように1年かかるかもしれませんが、少なくても1つの手法を選んで、3~6ヵ月は続けてみてくださいね。
私は、ヒプノセラピーと出会い、嘔吐恐怖症+パニック障害から脱することができましたが、最初から、その方法を信じていた訳ではありません。
半信半疑ながら、自分で選んだ方法、その1つの方法をまずは6ヵ月続けてみよう。それでダメなら、また次を考えてみようと思っていました。
それが、始めてから3.5ヵ月で功を奏したのです。
現在は、インターネットの発達によって、たくさんの情報があり過ぎて、どのような方法が自分に合っているか? なかなか決めることが難しいかもしれません。
でも、もし
「これをやってみよう」と思う方法があるなら、その1つの方法に集中して、少なくとも6ヵ月続けてみてください。
(薬は慢性化するだけなので除いてください)
「それが決められないから困っているんですよ」とお思いでしたら、それは大丈夫です。
必ず、あなたの潜在意識が、あなたに合う方法を何らかの内からのメッセージとして、教えてくれますから。
例えば、
- 「何となく腑に落ちる」
- 「コレだと思う」
- 「ピーンと来るな」
などですね。
そのメッセージを信じることです。つまり、自分自身を信じることなのです。
今回は以上です。