From:ココロお元気ですか?
ブラッシュアップマインドトレーナー
すずきこうめい
頑張っているのに、
思ったような結果が出ず、もうやめようと
思うことってありますよね。
本当にそれでいいのでしょうか?
次の昔話に、
そのヒントがあるかもしれません。
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むかしむかし、ある村に、
美しい星空を見上げるのが
大好きなアナという娘がいました。
彼女は小さな頃から、
「いつか星をつかみたい」と夢見ていました。
「星をつかむなんて、できるわけがないよ」
と村の人々は大笑いました。
母も優しく言いました。
「アナ、そんなことより、もっと
現実的な夢を持ったらどう?」
けれど、アナは諦めませんでした。
もちろん、手を伸ばしたって、
星には届きません。
それでも、彼女は考えました。
「私にできることを、少しずつやってみよう」
まず、村で一番高い丘に登りました。
けれども、星はまだまだ遠すぎます。
次に、もっと高い山へ登るために、
体力をつけようと毎日走りました。すると
足が速くなり、息が長く続くようになりました。
ある日、旅の学者が村を訪れました。
彼は夜空を眺め続けるアナを見て、尋ねました。
「なぜそんなに星を見上げているのかい?」
アナは、自分の夢を話しました。
学者は驚きながらも笑いませんでした。
「それなら、星について学んでみないか?」
学者はアナに、星の動きや空の秘密を
たくさん教えてくれました。
アナは夢中になって星について学び、
誰よりも星について詳しくなりました。
そして何年か経ったある日、
王国の都から使者が、アナが住む村に来て、
「星のことを知る者はいないか?」と尋ねました。
国王が、星を読む賢者を探していたのです。
村の人々は口をそろえて言いました。
「アナなら、星のことをよく知っています!」
こうして、アナは都へ呼ばれ、
星の知識を生かして王国の暦を作る
大切な役目を任されました。
もちろん、彼女は、実際に星を手で
つかむことはできませんでした。
でも、彼女は星について深く知り、星と共に
生きることができるようになったのです。
「できると思ったことが必ずできるとは限らない。
でも、できないと思ったことは絶対にできない。
自分にできる努力を続けていけば、必ず
何らかの光が見えてくるんだ!」
アナは、美しく輝く夜の星を見上げながら、
まぶしい笑顔を浮かべていました。
おしまい
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日本のプロ野球、メジャーリーグで
大活躍され、世界最多の4,367本のヒットを打った、
イチローさんの言葉を参考にした昔話です。
できると思ってやってみたけど、
思うような結果がでないこともあるでしょう。
でも、それをやり続けることで、何らかの光、
明るい兆しが見えてくることを信じてほしい
という話でした。
今回は以上です。






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